職歴のある20代のうち、半分以上が「401万円以上」の年収を希望している――就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表した。しばしば転職の理由となる「年収」について、今の20代はどう捉えているのか。
職歴のある20代の現在の年収は、「301~400万円」が34.9%で最多に。「201~300万円」(32.5%)、「401~500万円」(27.7%)が続いた。
職歴3年以上の「ヤングキャリア」と職歴3年未満の「第二新卒」とで比較すると、ヤングキャリアの現在の年収は「401~500万円」「301~400万円」が同率39.3%で最多に。第二新卒の現在の年収は、「201万円~300万円」が40.0%で最多となり、「301~400万円」(32.7%)、「401~500万円」(21.8%)が続いた。
職歴のある20代が希望する年収は、「401~500万円」が31.3%で最多に。「301~400万円」(30.1%)が続いた。
職歴3年以上のヤングキャリアと職歴3年未満の第二新卒との比較では、ヤングキャリアの希望年収が「401~500万円」(42.9%)で最多となり、「501~600万円」(28.6%)が続いた。第二新卒の希望年収は、「301~400万円」が34.5%で最多に。「401~500万円」(25.5%)、「501~600万円」(21.8%)が続く結果となった。
「601~700万円」「700万円以上」の結果を合わせると、第二新卒も半数以上が401万円以上の年収を望んでいることが分かった。
調査は8月1~16日、20代専門の転職サイト「Re就活」およびWebメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者に実施。20代の就職・転職希望者から、315件の回答を得た。
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