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「次々と新しい技術が生まれるAI時代を生き抜くためには、4年に1度程度の学び直しが必要になる」。AIビジネスデザイナーの石角友愛さんはこう言います。では、どのようにすればいいのか。石角さんは求められる人材像と学び直しの方法に焦点を当てて『AI時代を生き抜くということ』(日経BP)という本にまとめました。書籍の一部を編集して紹介します。

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π型人材からπ型人材2.0に進化する

さらに、このπ型人材がどのように「π型人材2.0」に進化していくのかについて説明しましょう。

リスキリングでスパイクスキルを手に入れた人は、その先、ドメインスキルとスパイクスキルを掛け合わせて仕事をしていくことになります。すると、数年たった頃には、そのスパイクスキルもずいぶん磨かれて、自身のドメインスキルといえるくらいの力強さを持つことになるでしょう。つまり、スパイクスキルがドメインスキルへと吸収されていくイメージです。そうなると、ドメインスキル自体が太く、強くなっていき、これまでのドメインとは異なる質のドメインスキルとなります。

例えばマーケティングというドメインスキルを持っていた人が、データ分析というスパイクスキルを取得し、4年間データドリブンなデジタルマーケターとして活躍した後に、アナリストという新しいドメインスキルを手に入れる、といった具合です。この場合、もともと身に付けていたマーケティングというドメインスキルは、どうなるのかというと、上書きされて消えるのではなく、マスタースキルへと統合されていくと考えています。

たくさんのドメインスキルとスパイクスキルを同時に持つことができるのも、π型人材2.0の特徴です。

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