やりたい仕事や、興味ある企業はありますか? まずは知ることから始めよう 

プロが指南 就活の極意

どんな企業でどういった仕事をしたいのか。まずは「知る」ことが重要となる(岩崎叶汰撮影)
どんな企業でどういった仕事をしたいのか。まずは「知る」ことが重要となる(岩崎叶汰撮影)

「インターンシップに参加したいのですが、どの企業のインターンに参加したらいいですか?」このような質問を学生から受けます。企業によっては内定直結のインターンシップがあるため、少しでも就職活動を有利に進めるために質問している学生が多いのですが、質問する時点で学生は大きく二つに分かれます。それは、ある程度やりたい仕事や興味を持つ企業がある学生とやりたい仕事や興味を持つ企業がない学生です。やりたい仕事や興味を持つ仕事がない学生は、将来のことを考えずに学生生活を過ごしてきた学生が多いのですが、そもそもどのような仕事や働き方ができるかを「知らない」から企業を選べないケースがほとんどです。その為、就活の軸や志望する企業を定めるために、まずは知ることを優先しましょう。

そもそもインターンシップとは

インターンシップとは、大学在学中に実際の企業で就業体験が出来る制度です。主に大学が長期間休みとなる、夏季休暇や春季休暇に開催されます。学生は、実際に会社で働くことで、仕事のイメージを明確にすることが出来て、自分の適性や将来の進路を決めることが出来ます。企業側にとっても実際の職場を知ってもらうことで、ミスマッチングを防ぐ効果があります。インターンシップに参加することで、働くことに対するイメージを膨らませることができますので、積極的にインターンシップに応募しましょう。

インターネットで収集を

現在はYouTubeを活用することで、過去の企業説明会のアーカイブを視聴でき、事前に企業について調べることが可能です。書籍やホームページからは得にくい情報もYouTubeでいつでもどこでも視聴できます。様々な企業の説明会を視聴し、興味を持つ企業を探してからインターンシップに応募するというのも一つの方法ですので有効活用しましょう。

評価の高いインターンシップの探し方

最近は、インターネットで検索するとインターンシップの情報を数多く入手することが可能です。「就活会議」や「みん就(みんなの就職活動日記)」などの一部情報サイトでは、インターンシップの内容だけでなく、選考に有利になったかどうかの情報を得ることも可能です。就職活動は情報戦の様相もありますので、これらを参考に企業にエントリーしながら、自分の方向性を見つけるのも一つの方法です。

知ることが増えることで、働くことに対し興味を持つようになる学生が多いです。企業選びでいきなり正解を求めるのではなく、まずは働くことに興味を持つ状況をつくることを意識しましょう。その為にもまずは一つの会社を深く知ることからスタートしてください。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

ここ十数年で新卒の就職活動も大きく変化してきました。今年は特に変化の年になります!新卒の就職活動は、世の経済状況や世相を反映しやすく、年によって状況が異なります。東京、名古屋、大阪の主要都市を中心に全国12校舎を持つ、就活塾・予備校最大手の「内定塾」講師が、就活事情の最前線をご紹介します。


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