【ビズリーチ・キャンパス調べ】
その結果、23卒理系学生の6割が、「キャリアのロールモデルとなる社会人が身近にいない」と回答しました。その理由として、「ゼミや知人以外で探す方法がわからない」「学業(研究活動含む)が忙しくて探す時間がない」などが上位に挙げられています。また、卒業後のキャリアを考えるにあたり話を聞きたいのはどんな社会人かを聞いたところ、「(自分の)専攻や研究と関係のない分野に進んだ社会人」(87%)が最も多く、「(自分の)専攻や研究に関係した分野に進んだ社会人」(85%)よりも多い結果となりました。
■23卒理系学生の6割が「キャリアのロールモデルが身近にいない」
身近にロールモデルとなりそうな社会人の先輩がいるかを聞いたところ、6割が「いいえ」と回答しました。その理由として、「ゼミや知人以外で探す方法がわからない」(48%)が最も多くなりました。次いで、「学業(研究活動含む)が忙しくて探す時間がない」(43%)が挙げられています。
■学生が話を聞きたい社会人は、「専攻や研究に関係のない分野に進んだ社会人」がトップに
さらに、卒業後のキャリアを考えるにあたり話を聞きたいのはどんな社会人かを聞いたところ、「専攻や研究に関係のない分野に進んだ社会人」(87%)がトップとなりました。また、「転職経験のある社会人」(77%)、「育児とキャリアを両立している社会人」(74%)なども関心が高く、学生がキャリアプランやライフステージの変化などに関しても話を聞きたいと考えていることが明らかになりました。
■96%が「就職活動と学業の両立は負担がある」と回答
また、就職活動と学業の両立に対する負担を聞いたところ、96%が「就職活動と学業の両立への負担がある」と回答し、全体の半数が「かなり負担がある」と比率が高くなっています。
■大学にサポートしてほしいキャリア支援(自由回答)
学生が大学にサポートしてほしいこととして、「大学を介したOB/OGとのつながりの機会」「多様なロールモデルを示してほしい」などが多く挙げられています。
・「大学から得られる情報としては研究職のものがほとんどなのでもっと幅広い職種の情報が欲しい」(東京工業大学、大学院、機械・電気・電子系)
・「学年が上がり専門性が高まると視野が狭くなりがちなので、多様な働き方(あまり注目されない業界、ベンチャー、中小企業)を示してほしい」(慶應義塾大学、大学院、機械・電気・電子系)
・「理系学生だからこそ、専門外のさまざまな業界の社員と話をしたい」(早稲田大学、大学院、情報工学系)
・「OB/OGとの交流の機会をいただけたらうれしい」(電気通信大学、大学、情報工学系)
・「逆に文系就職した人の話も聞かせてくれる場が欲しい」(京都大学、大学院、生物・農学・水産系)
■株式会社ビズリーチ 執行役員 新卒事業部 事業部長 小出 毅 コメント
今回の調査では、23卒理系学生の87%が「専攻や研究に関係のない分野に進んだ社会人に話を聞きたい」と回答し、多様なロールモデルに話を聞きたいと考えていることがうかがえる結果となりました。しかし、多くの大学では、研究室出身のOB/OGとのつながりが中心のため、幅広いキャリアに触れる機会が限られています。
ビズリーチ・キャンパスでは、学生の皆様が、OB/OGの出身学部や転職経験などを確認してOB/OG訪問を依頼することが可能です。実際に、ビズリーチ・キャンパスに登録する23卒理系学生のOB/OG訪問依頼件数のうち、約半数が文系学部のOB/OGに依頼※2をしています。また、ビズリーチ・キャンパスでは、2020年11月から大学の公認利用が開始され、大学と連携しながら、学生の皆様に最適なOB/OG訪問の方法を提案しています。今後、大学の公認利用を広げることで、理系学生の皆様が多様なロールモデルを知る機会を創出してまいります。
※1:ビズリーチ・キャンパス「就職活動や卒業後のキャリアに関するアンケート」
対象:ビズリーチ・キャンパスに登録する、2023年卒業・修了予定の理系学部の大学生・大学院生
調査期間:2021年10月14日~10月18日
有効回答数:223件
種別:大学生26%、大学院生74%
各比率において、項目によっては端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
※2:2023年卒業・修了予定の理系学部の登録学生の、OB/OGへの訪問依頼件数全体に占める文系学部出身のOB/OGへの訪問依頼件数(ビズリーチ・キャンパスの開校大学が対象)
■OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について
「ビズリーチ・キャンパス」は、学生とその学生が所属する大学・大学院のOB/OGや企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。登録した学生は就職活動時期や学年などに関係なく、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、早期に就業観を醸成することが可能となります。学生は登録後、母校専用サイトのOB/OGのなかから、自分のバックグラウンドに似た先輩や、興味がある企業に在籍している先輩を見つけ、「話を聞きたい」ボタンを押してアプローチでき、OB/OGが承諾した場合にOB/OG訪問できます(オンラインでのOB/OG訪問も可能)。
なお、「ビズリーチ・キャンパス」はOB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生に限定しています。また、安心してご利用いただけるよう、学生とOB/OGに許諾をとったうえで、ビズリーチ・キャンパス運営事務局が、サービス内のメッセージ等を24時間有人監視しています。
URL:https://br-campus.jp/
【配信地域】
日本、アメリカ、カナダ
【開校大学】
国内44大学と海外留学生向けの専用サイトを開設(2021年10月末時点)
【登録者数】
大学生・大学院生 91,000名以上(2021年10月末時点)
OB/OG 52,000名以上(2021年10月末時点)
【公開日】
2016年10月12日
【利用料金】
無料
※法人契約の場合は、「ビズリーチ・キャンパス」のサービス利用料が発生します
■株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/
■Visionalについて
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。
URL:https://www.visional.inc/ja/index.html
記事引用:PR TIMES「23卒理系学生の6割「キャリアのロールモデルが身近にいない」 ~87%が「研究や専攻に関係ない分野」の社会人に話を聞きたい ~」