株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。
今回は、「就職活動への自信」をテーマに調査しました。就職活動について、「とても不安がある」「やや不安がある」と回答した学生が95.1%に上っています。不安を抱いている点は、「志望する企業の内定を獲得できるか」が最多。次いで、「1社以上の内定を獲得できるか」が続きました。
「リアル面接で、熱意や自分の考えを伝えることができるか」「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で何を話すか」も半数以上の学生が回答。「家にいる時間が長いので、モチベーションを維持しにくい」「友だちと情報交換をする機会がないので、自身の就活準備の進捗度が分からない」「サークルやアルバイトを思うようにできていないので、ガクチカで何を話せばいいか分からない」などの声が寄せられています。
コロナ禍で、サークルやアルバイトなどの機会を得にくかったことや、友だちと話す機会が減っていることも、就職活動への不安につながっていると推察されます。
【TOPICS】
(2) 就職活動で不安を抱いている点は「志望する企業の内定を獲得できるか」が最多
(3) 内定獲得に「自信がある」と回答した学生は8.4%
【調査の背景】
(1) 9割以上の学生が「就職活動に不安がある」と回答
就職活動で不安を抱いている点は、「志望する企業の内定を獲得できるか」が70.4%で最多。次いで、「1社以上内定を獲得できるか」66.6%、「リアル面接で、熱意や自分の考えを伝えることができるか」55.1%と続きました。
その他、「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で何を話すか」も、半数を超える52.3%が回答しています。
「内定獲得」に関する項目の他には、「リアル面接」や「ガクチカ」に関する項目が回答を集めていることから、コロナ禍で、リアル(対面)で人と話す機会が減っていることや、サークルやボランティアなど課外活動の機会を得にくいことも、就職活動の不安材料となっていると考えられます。
(3) 内定獲得に「自信がある」と回答した学生は8.4%
内定(内々定)の獲得について、「とても自信がある」「やや自信がある」と回答した学生は8.4%でした。
「自信がない」36.6%、「あまり自信がない」36.8%となっており、7割以上の学生が内定獲得に自信を持てていないことが分かります。
「まだ、自分がやりたいことが分からず、志望する企業を絞り込めていない」「自己PRや志望動機が固まっていないので、面接で何を話せば良いか分からない」といった声の他、「絶対に行きたい業界があるので、希望する業界に入れるかが不安」「面接を数社受けているが、まだ面接での受け答えに慣れていない」などの声も寄せられました。
■調査概要
※インターンシップの参加を経験している学生が回答
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年2月3日~2022年2月15日
・有効回答数:557名
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記事引用:PR TIMES「9割以上の学生が「就職活動に不安がある」と回答。「サークルやアルバイトを思うようにできず、ガクチカ(学生時代力を入れたこと)で何を話せば良いか分からない」の声/2023年卒アンケート」