■背景
「ガクセイ協賛」の導入団体は現在では600大学5500団体を超えており、当社は、多くの学生の声を直接集めることができる強みを生かし、現代の学生の実態を通して新しい視点をご提案することを目的に調査事業を行っております。
■調査概要
調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約600の学校の学生
調査方法:インターネット調査
対象者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生487名
■質問項目
Q2.今後アルバイトをやりたいですか?
Q3.アルバイトはどのように探しますか?
Q4.現在どんなアルバイトをしていますか?
Q5.時給はどれくらいですか?
Q6.アルバイトの月収はどれくらいですか?
Q7.アルバイトをする(していた)目的はなんですか?
Q8.アルバイトで仲の良い友人はできましたか?
Q9.アルバイトを通した友人作りについて、次の項目があてはまるかどうか教えてください。
Q10.アルバイトをやってよかったと感じたことや後悔したこと、貴重な体験だと思ったアルバイトなどがあれば教えてください。
Q11.あなたのアルバイトに新型コロナの影響はありましたか?
Q12.具体的にどれくらい収入は減りましたか?
■質問項目
「Q1.現在アルバイトをしていますか?」(n=487)と質問したところ、「アルバイトをしている」が80%、「過去はしていたが今はしていない」が16%、「アルバイトをしたことがない」が4%となった。
大学生の多くはアルバイト経験があり、一切アルバイトをしたことがない人は全体の4%であった。
アルバイト経験が全くない人の割合は、男性の方が1%だけ多く見られたが、男女による大きな差はないようだ。
また、Q1回答方に対して、「Q2.今後アルバイトをやりたいですか?」(n=96)と質問したところ、「バイトしたい」が40%、そのほか条件がありつつも今後バイトをしたいと回答した方が54%であった。
アルバイト経験が全くない学生のうち96%が、アルバイトに対してポジティブな考えを持っている。
大学生の96%がアルバイト経験があり、学生も、アルバイトをやってみたいと考えている方が大半であることから、学生全体のアルバイトに対する意識は極めて高いと考えられる。
■大学生のアルバイト実態調査
大学生のアルバイト実態を調査するために、より詳細な質問を投げかけた。
アルバイトの探し方
「Q3.アルバイトはどのように探しますか?」(n=487)と複数回答有りで質問したところ、「バイト求人サイト・アプリ」が83%、「友人や知人からの紹介」が27%、「学校内の掲示板」が8%、「バイト求人フリーペーパー」が6%、「SNSで発信された情報」が4%となった。
近年、SNSなど求人情報を収集できるチャネルが新たに生まれているが、まだまだ「バイト求人サイト・アプリ」がダントツで多いことがわかる。
アルバイトの種類・職種
現在アルバイトをしていると回答した方に対して、「Q4.現在どんなアルバイトをしていますか?」(n=391)と質問したところ、「飲食店」や「塾・家庭教師」の割合が高いことがわかった。
シフトの入れやすさや給料、求人の見つけやすさ、仕事の難易度、一緒に働く年齢層など様々な要素を踏まえたうえで、飲食店でのアルバイトは大学生からの人気が高い。
そのほか、現役大学生ならではの、能力を活かせる「塾・家庭教師」という仕事にも人気が集まっている。
アルバイトの時給・月収
「Q5.時給はどれくらいですか?」(n=391)と質問したところ、「1,000〜1,200円」が49%、「1,000円以下」が28%、「1,200〜1,500円」が6%となった。
時給については、やや男女の差が見られ、男性の方が高時給である傾向があることがわかった。「1,200〜1,500円」と回答した方の割合は、男性が9%、女性が5%であった。男性の方が安全上、高時給となる深夜帯で働きやすいことなどが理由として考えられる。
同様に「Q6.アルバイトの月収はどれくらいですか?」(n=391)と質問したところ、一番多く集まった回答は「4〜6万円」(31%)であった。次いで「2〜4万円」が28%、「6〜8万円」が21%である。
大学生が現実的に稼げる、もしくは満足できる収入の目安となるだろう。
アルバイトの目的
「Q7.アルバイトをする(していた)目的はなんですか?」(n=467)と複数回答有りで質問したところ、「趣味のお金や交際費を稼ぐため」という回答が一番多くの割合を占めた。2番目に多い回答となったのは「貯金をするため」であった。
現在の大学生に該当するZ世代は、個々の趣味の時間やプライベートを大事にする傾向があることや、安定思考である傾向がアンケート結果に現れていることが推測できる。
アルバイトでの友人作り
アルバイトの目的は、趣味のお金や貯金、社会経験などがメインだが、アルバイトを通じて友人を作ることに期待している大学生も多くいる。
「Q8.アルバイトで仲の良い友人はできましたか?」(n=467)と質問したところ、実際に友人を作ることができたと回答した方が44%であった。
「Q9.アルバイトを通した友人作りについて、次の項目があてはまるかどうか教えてください。」(n=467)と質問したところ、上記の結果となった。
アルバイト先は学校と比べて、仕事を通じた連帯感から仲間意識が生まれやすかったり、距離感を調整しやすかったりすることから、親しい友だちを作りやすいことがわかる。
■アルバイトを通じて得た経験、後悔
「Q10.アルバイトをやってよかったと感じたことや後悔したこと、貴重な体験だと思ったアルバイトなどがあれば教えてください。」(n=467)と質問したところ、以下のような回答が得られた。
プラスに働いたことと、マイナスに感じたことをそれぞれ分けて紹介する。
アルバイトでの良い体験
・社会経験ができた
・エクセルなど、特定のスキルが向上した
・社会人マナーが身についた
・コミュニケーション能力が向上した
・仕事の仕方、考え方が変わった
・アルバイト特有のメリットがあった(まかない・芸能人に会える…etc)
・目標を達成する喜び、やりがいを感じた
・人との出会いがあった
・職業選択の意思決定に役立った
・給料を得ることで生活の水準が上がった
大学生がアルバイトを通じて、経験したこと・学べたことに関して多様な意見が集まった。その中でも、社会人としての能力が向上したことを「バイトを通じて得られた経験」に対する回答とする学生が多かった。
アルバイトでの悪い体験
・学業との両立が難しかった
・アルバイト先がブラックだった
・正社員と同等の仕事量・出勤数を求められた
・上司とのコミュニケーションが難しかった
・個人はアルバイト管理のノウハウがなく、当たり外れがあった
本質問では、マイナスの意見よりもプラスの意見が圧倒的に多く集まった。
基本的にアルバイトを通じて大学生は大きく成長できており、自分自身も満足している。しかし、「学業との両立」や「上司とのコミュニケーション」、「職場環境」などに苦戦する大学生も見受けられた。
■Withコロナにおけるアルバイト実態
「Q11.あなたのアルバイトに新型コロナの影響はありましたか?」(n=467)と質問したところ、意外にも「影響がない」と回答した方が50%だった。影響があったと回答した方のうち、一番多い意見は「シフトが減ったこと」だった。
営業時間短縮の要請に伴って、アルバイトの学生たちが働くことができる時間が減っている。もちろん、シフトが減ることで収入にも大きな影響が出ている。
「Q12.具体的にどのくらい収入は減りましたか?」(n=467)という質問に対しては、「収入減はなかった」が28%、「1割以下の減少」が20%、「1〜5割減少」が37%、「5〜8割減少」が10%となった。
前述の通り、アルバイトをする目的は「趣味のため」や「貯金のため」などお金に関することが主であることから、今後継続的に大学生のアルバイトを雇う、もしくは新規のアルバイトを募集するには、「シフトの入りやすさ(安定して収入が得られること)」を保証する必要があると考えられる。
【今回の調査について】
ガクセイ協賛では、学生や協賛に関する記事やアンケート調査などについて、発信しております。
「【2022】大学生のアルバイト割合!バイトしない理由を徹底解説」のより詳しい記事はこちらから確認できます。
https://www.gakuseikyosan.com/media/?p=1756
【株式会社ガロアについて】
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17F
創立:2014年4月1日
代表者:代表取締役CEO 浅井 亮祐
事業内容:インターネットを活用した送客プラットフォーム事業
プライバシーマーク登録番号:21001310(02)
企業サイトURL:https://www.galoisjapan.com/
【ガクセイ協賛とは】
大学生がいつでもどこでもアプリで協賛金を集められる大学生専門の資金調達アプリです。
導入団体数600大学5500団体突破し、大学研究室・部活サークルなどの団体だけではなく個人利用としてもご利用可能です!
学生にピンポイントでアプローチが可能で、協賛・プロモーション・アンケート調査など学生ターゲットの様々な施策を行うことができます。
下記より、学生集客や学生への協賛などお気軽にご相談くださいませ。
ガクセイ協賛 法人ご相談窓口:https://www.gakuseikyosan.com/sponsorship/?acd=GK&gcd=PRTimes
記事引用:PR TIMES「【2022】大学生のアルバイトに関する実態調査<ガクセイ協賛>」