調査結果
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は29.3%
【応募件数の目安】
「よい条件の求人があればすべて応募したい」 が39.1%で最多、「2~5件」33.9%
正社員希望者は「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」が41.9%と高い傾向
【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」71.6%、「社会保険に加入できるから」60.8%、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」37.8%
【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」61.2%、「生活との両立を図りたいから」36.2%、「興味のある仕事がパートまたはアルバイトでの募集だったから」25.0%
【仕事へのモチベーションがあがる評価】
「責任感や、積極性などの姿勢・意欲」25.5%、「出勤状況や勤務態度」22.3%、「仕事を遂行する能力」21.4%、30代以下では「仕事の成果、結果」が28.6%と特に高い結果
本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、
下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で2022年10月1日~10月31日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2022年10月2日~11月5日
有効回答:345名
ジェイック取締役 東宮 美樹
鹿児島県種子島出身。筑波大学を卒業後、ハウス食品株式会社で営業職を経験。その後、人材ビジネスでカウンセラー職を経験した後、ジェイックで研修講師としてのキャリアを開始。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめとしたコミュニケーション研修を得意としており、新入社員から若手、接客スタッフ、管理職まで幅広い研修に登壇。2019年に取締役に就任。
■調査項目
1. 貴社では、「従業員のキャリア自律」は経営陣や人事の関心事になっていますか?
2. 貴社では、「従業員のキャリア自律」に関する取り組みを実施していますか?
3. 「従業員のキャリア自律」を支援する目的として、当てはまるものをすべてお選びください。
4. 「従業員のキャリア自律」を支援する取り組みとして、実施・検討しているものをすべてお選びください。
5. 貴社が、キャリア自律の支援対象として注力している層はありますか? 当てはまるものをすべてお選びください。
6. 貴社では、「従業員のキャリア自律」に関する取り組みの効果検証ができていますか?
7. キャリア自律やその取り組みに関して、従業員からあがる声として当てはまるものをすべてお選びください。
8. キャリア自律やその取り組みに関して、従業員からのその他の意見・反応がありましたら簡単にご記入ください。
9. 貴社では、キャリア自律の支援について、従業員から会社や職場へどのような期待があると思いますか?
当てはまるものをすべてお選びください。
10.「従業員のキャリア自律」に関する取り組みの実施・検討における課題として、当てはまるものをすべてお選びください。
11.「従業員のキャリア自律」に関する取り組みにおいて、今後、実施・強化したい内容はありますか?
当てはまるものをすべてお選びください。
【調査概要】
調査名称:キャリア自律支援の実態と対策に関するアンケート調査
調査対象:上場および非上場企業の人事責任者・担当者
調査機関:株式会社ジェイック
調査方法:Webアンケート
調査期間:2022年10月7日-2022年10月20日
提出数 :有効回答246件(従業員数1001名以上91件、同301~1000名52件、同300名以下103件)
調査結果の引用:利用の際は(ジェイック調べ)とご表記ください。
詳細結果:https://www.hr-doctor.com/dlcontents/dl/management_careerselfreliance_report.pdf
調査結果の詳細(一部抜粋)
【回答者プロフィール】
【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は29.3%
求人に応募した人に、今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかをきいた。
全体で29.3%が「はい」と回答し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた割合は3割程度となった。
希望雇用形態別に影響の有無をみると、「正社員」では36.5%で、他の雇用形態希望者よりも高かった。
【応募件数の目安】
「よい条件の求人があればすべて応募したい」 が39.1%で最多、「2~5件」33.9%
正社員希望者は「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」が41.9%と高い傾向
求人に応募した人に、今回の求職活動期間の中で、求人に応募する件数の目安があるかどうかをきいた。全体では、 「よい条件の求人があればすべて応募したい」 が最も多く39.1%、次いで「2~5件」が33.9%、「1件だけ」が21.2%、「6~10件」が4.3%、「11件以上」が1.4%となった。「1件だけ」以外を選んだ割合は全体の8割弱となった。
希望雇用形態別にみると、「正社員」では、「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」の割合は41.9%となった。「パートまたはアルバイト」では「1件だけ」が25.0%、「2~5件」が35.6%で、応募件数に目安を設けて活動している人が多い。
仕事探しにおける新型コロナウイルス感染症の影響の有無(P4参照)別にみると、「感染症の影響あり」の人では応募を「1件だけ」に留める人が少なかった(15.8%)。
【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」71.6%、「社会保険に加入できるから」60.8%、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」37.8%
求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかを聞いた(複数回答)。最も多かったのは「将来にわたって安定して働きたいから」で71.6%、次いで「社会保険に加入できるから」が60.8%、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が37.8%となっている。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「他の雇用形態よりも社会的な信用度が高いと思うから」が15.1pt、「他の雇用形態教育制度が充実していると思うから」が9.2pt、「自身のキャリアを維持・向上したいから」が6.2pt高くなった。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「将来にわたって安定して働きたいから」が8.5pt高くなった。女性の四分の三は安定した働き方を望んでおり、正社員=安定 のイメージが強いのかもしれない。
【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」61.2%、「生活との両立を図りたいから」36.2%、「興味のある仕事がパートまたはアルバイトでの募集だったから」25.0%
求人に応募した、パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態を希望するのかを聞いた(複数回答)。最も多かったのは「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」で61.2%、次いで「生活との両立を図りたいから」が36.2%、「興味のある仕事がパートまたはアルバイトでの募集だったから」が25.0%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「すぐに働き始めたかったから」が16.5pt、「一定期間で計画的に働けるから」が10.8pt、「気楽に働きたいから」が10.6pt高くなった。取り急ぎある一定の期間勤めたいと意向がうかがえる。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が24.9pt、「生活との両立を図りたいから」が11.1pt高くなった。収入や外で働ける時間を制限しなければならない状況でも、生活と両立して出来る職場を探している人が多いようだ。扶養の範囲内での就労を望む声は、特に男性との差があり、大きな特徴となっている。
【仕事へのモチベーションがあがる評価】
「責任感や、積極性などの姿勢・意欲」25.5%、「出勤状況や勤務態度」22.3%、「仕事を遂行する能力」21.4%、30代以下では「仕事の成果、結果」が28.6%と特に高い結果
求人に応募した人に、会社の評価によって仕事へのモチベーションが高まるかどうかをきいた。全体では、「責任感や、積極性などの姿勢・意欲」で25.5%、次いで「出勤状況や勤務態度」が22.3%、「仕事を遂行する能力」が21.4%となった。「会社の評価によってモチベーションが上がることはない」は5.5%で、9割以上の人は何かがきっかけで仕事へのモチベーションが高まることがあるようだ。
年代別にみると、「30代以下」では「仕事の成果、結果」が28.6%と特に高くなった。他の年代よりも「勤務年数や実務の経験年数」は必然的に少ないため、モチベーションにつながる人は少ないようだ。「40代」では13.2%が評価でモチベーションが上がらないとしていて、別のアプローチが必要なのかもしれない。「50代」では、「責任感や、積極性などの姿勢・意欲」が28.4%と高くなった。「60代以上」では、「仕事を遂行する能力」と「出勤状況や勤務態度」が他の年代より高く24.1%だった。
調査・分析担当者のコメント
10月にコロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた人は29.3%で、約3割となりました。2ヵ月連続で3割を下回っています。今回の調査では仕事へのモチベーションが上がる評価についてきいています。全体では「責任感や、積極性などの姿勢・意欲」が最も高く25.5%、次いで「出勤状況や勤務態度」(22.3%)となっています。年代別にみると、「30代以下」では「仕事の成果、結果」が28.6%でトップとなり、全体の平均とは異なる結果でした。世代や立場によって会社での役割や期待されていることが異なるので、ひとつの目安としてとらえていただければ幸いです。
<株式会社アイデム 会社概要>
アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代) https://www.aidem.co.jp
記事引用:PR TIMES「仕事へのモチベーションがあがる評価は「責任感や、積極性などの姿勢・意欲」25.5%、「出勤状況や勤務態度」22.3%、「仕事を遂行する能力」21.4%」