■調査内容
テレワーク(リモートワーク)と、それに伴うオンライン会議(オンラインミーティング)の浸透。新しい働き方として定着してきています。
今回は、テレワークをされているみなさんが、オンラインミーティング中に顔出しをしているのかを調査してみました。
最も多いのは「場合によってはする」の36.78%。
続いて「する(14.08%)」「会社の方針で顔出ししなければならない(6.61%)」となり、顔出しする割合は合計で57.47%。過半数のテレワーカーがオンラインミーティングでは顔出しをしているという結果になりました。
逆に「ほとんどしない(11.11%)」「しない(28.64%)」「会社の方針で顔出しをしてはいけない(2.78%)」と、顔出しはしないという人も一定数いる様子です。
「会社の方針で顔出しをする・しないが決められている」と答えた人の割合が9.39%という結果にも注目です。
続いて、男女別によってどのような違いがあるのか見てみましょう。
「顔出しする(会社の方針で必ず顔出しをしなければいけない、する、場合によってはする)」と答えた方の、男女それぞれの割合は、男性が65.13%、女性が49.71%でした。
そのうち「(顔出し)する」と答えたのは男性が16.86%、女性が11.37%。
「場合によってはする」と答えたのは男性が40.61%、女性が32.76%という結果になりました。
次に、年齢による違いがあるのかどうか見てみましょう。
顔出し「する」と答えた方が最も多いのは、60代の18.54%でした。
逆に顔出し「しない」という答えが最も多くなったのは、20代の15.46%。
「場合によってはする」と答えたのが最も多かったのは、30代の43.40%という結果に。
60代という比較的高齢なワーカーが、明確な意思で「顔出しする」と回答した一方で、20代のワーカーは「顔出ししたくない」という意思を持っているようです。
■総括
オンラインミーティングで顔出しをすることには、コミュニケーションがより円滑になるという大きなメリットがあります。
一方で、全ての場面で顔出ししなくてはならないとなると、ストレスに繋がる可能性もあります。
もし、会社として、あるいは上司として、顔出しを推進したい場合には、顔出しの必要性やメリットを伝えつつ、「この会議はカメラオンにする・この会議はカメラオフでOK」と会議ごとに分けたり、「午前中はカメラのオン・オフは自由」と時間で区切ったりするなど、柔軟性を持ったルールを作ることもおすすめです。
顔出ししたくないという方も、そのようなルールがある場合には、ルールが定められた背景を考慮しつつ、顔を見てコミュニケーションをするメリットも有効に活用してはいかがでしょうか。
テレワークが浸透していくにつれ、ルールやマナーも進化していくもの。
顔出しについても、うまく活用することで、意義のあるミーティングにしていきたいですね。
テレリモ総研では、今後も継続して意識調査を行ってまいります。
※テレリモ総研サイト内でも調査結果を基にしたコラムを公開中です。
調査概要
調査期間:2023年11月10日~2023年11月13日
調査対象:全国20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1044名
調査方法:インターネット調査
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以上
株式会社LASSIC(ラシック)について
2006年に鳥取県で創業、「リモート社会をリードし、ボーダレスワークの実現によって社会に貢献する。」を経営ビジョンに掲げ、完全在宅勤務の正社員求人情報や、フリーランス向けのJOBエージェント事業「Remogu(リモグ)」をはじめ、東京の仕事を日本全国の地方からリモートでシステム開発・運用・保守を行うIT事業など、地方に雇用を生み出す社会貢献活動を事業として手掛けています。
人々が心豊かに働ける環境を整えると同時に、社会に向けて新しい価値を発信し、日本全体の経済活動を盛り上げるべく、事業を推進しています。
■会社概要
東京本社: 〒108-0074 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル 4F
鳥取本社: 〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3-201-3
代 表 者 : 代表取締役社長 若山 幸司
設 立 : 2006 年 12 月 26 日
資 本 金 : 9,968万円
事業内容: Remogu(リモグ)事業(リモートワーク人材エージェント)、IT事業(システム運用・保守)、
KnockMe!(ノックミー)、テレリモ総研、リ・ラシクなどのWeb・メディア運営
拠 点: 鳥取、東京、那岐
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引用:PR TIMES「オンライン会議で「顔出し」する?しない?今どきのWeb会議の常識、非常識を大調査」