【職場勤務と在宅ワークどっちが理想？】子育てママ300人アンケート調査

2025年9月3日

出典元：PR TIMES

子育てママ300人に聞いた「理想の働き方」—7割以上が在宅ワークを希望、その背景とは？「専任制×即戦力」で業務効率化を実現する新しいオンラインアシスタントサービス

株式会社エムフロ（本社：東京都渋谷区、代表取締役：北脇陽典）は、子育てママ300人を対象に「職場勤務と在宅ワークどっちが理想かに関する意識調査」を実施し、そのデータを集計・考察しました。

育児と仕事の両立に悩む声は、いつの時代も後をたちません。

特にコロナ禍を経てテレワークが急速に広まったことで、働き方の選択肢が広がった一方で、「理想の働き方」と「現実」とのギャップに戸惑う子育て世代も少なくありません。

そこで今回、株式会社エムフロ（https://www.mfro.net/）が運営するクラウディアアシスタント（https://craudia-assistant.com/）は、全国の子育て中の女性300名を対象に、「職場通勤」と「在宅ワーク」のどちらを理想と感じているかについてアンケートを実施しました。

本記事では、回答結果の詳細に加え、理想の働き方を選んだ背景や、年齢層・子どもの年齢との関連性についても深掘りしながら、今後求められる「子育てママの理想の働き方像」を考察します。

※データの引用・転載時のお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「クラウディアアシスタント」の公式サイトURL（https://craudia-assistant.com/）へのリンク設置をお願い致します。

【調査結果サマリー】

・理想の働き方は「在宅ワーク」が約85%

・在宅ワークを理想としつつ、実際には出社中心で働く人も多い

・30代では9割以上が「在宅ワーク」を理想と回答

・育児に手のかかる時期ほど「柔軟な働き方」への関心が高い

・在宅ワークが理想とされる背景には「家庭との両立」が大きな鍵

・「職場通勤」を理想とする理由は？少数派にある「働く意義」と「人とのつながり」

・「働き方改革」の鍵は「時間に柔軟な仕事の増加」

【調査概要】

調査対象：子育て中の女性

調査期間：2025年8月1日～3日

調査機関：自社調査

調査方法：インターネット調査

有効回答数：300人

回答者の年代：20代 16.0%／30代 55.7%／40代 24.3%／50代以上 4.0%

調査目的：「職場通勤」「在宅ワーク」に対する意識や実情を把握するため

子育てママに聞いた「職場勤務と在宅ワークどっちが理想？」

理想の働き方は「在宅ワーク」が約85%

全国の子育てママ300人に「職場通勤と在宅ワークどちらが良いか」を聞いたところ、圧倒的な1位は「在宅ワーク（85.0％）」でした。

2位「職場通勤（10.7％）」、3位「どちらでもいい（2.7％）」、4位「どちらも理想ではない／働きたくない（1.7％）」が続きます。

この傾向は、子育てと仕事を両立させたいというニーズが、働き方の選好に強く反映されていることを示しています。

一方で、全体の約1割（10.7％）が「職場通勤」を理想と回答しており、一定数の親が対面での仕事や職場環境を重視していることも明らかになりました。

この結果からは、育児世代が一様に「在宅ワーク」を求めているわけではなく、対面でのコミュニケーションやメリハリある働き方を求めるニーズも根強く存在している点に注目すべきです。

子育てママの理想と現実のギャップ

在宅ワークを理想としつつ、実際には出社中心で働く人も多い

上記は、「実際の働き方 × 理想の働き方」のクロス集計グラフです。

まず注目すべきは、現在「職場通勤」と回答した人のうち、実に77.5％が「在宅ワーク」を理想としている点です。

一方で、同じ職場通勤の枠で「職場通勤を理想」としたのは15.0％にとどまりました。

つまり、多くのママたちは「出勤して働く現状」に対して不満を抱えていることがうかがえます。

子育てママの理想と現実のギャップ（自由記述）

「理想と現実のギャップはあるか？」の自由記述に対しては119人が回答し、その内容を分類すると以下のような傾向が見られました。

具体的なギャップとしては、「時間の制約や家庭との両立が難しい」（35.3％）、「理想の働き方ができる仕事が少ない」（21.8％）、「収入や待遇への不満」（15.1％）といった声が上位に挙がりました。

【自由記述の一例】

「在宅ワークは理想ではあるけれど子供に邪魔されない場所がない」

「在宅ワークにチャレンジし始めているが、仕事がうまく探せない」

「理想の働き方を見つけても収入が下がるので現実的ではない」

「子持ちの転職がそもそも難しすぎる」

「自分のスキルでは良い在宅ワークが見つからない」

「在宅ワークだと、光熱費やPC類の備品のお金がかかる」

「在宅ワークは仕事とプライベートが一緒な感じがする」

多くの子育て世代が「在宅ワーク」を理想としながらも、実際には「仕事の選択肢の少なさ」や「家庭との両立の難しさ」によって理想の働き方を実現できていないことが明らかになりました。

特に、時間や収入といった現実的な制約が、理想と現実の大きな壁となっている様子が伺えます。

年齢層別の傾向

30代では9割以上が「在宅ワーク」を理想と回答

上記は、「年齢層 × 理想の働き方」のクロス集計グラフです。

30代では9割以上（151名／167名）が「在宅ワーク」を理想と回答しており、家事・育児との両立を重視する姿勢がうかがえます。

20代も在宅ワークを望む傾向が強く、約8割（38名／48名）にのぼりますが、他の選択肢もやや見られ、柔軟な働き方を模索する姿勢も感じられます。

一方、40代でも在宅ワーク支持が約8割とやや低下し、「職場通勤」や「どちらでもいい」など多様な志向が混在していました。

50代以上では回答数こそ少ないものの、「在宅ワーク」への期待と「どちらでもいい」とする柔軟な考えが目立ちます。

年代ごとに理想とする働き方には傾向の違いがあり、特に子育ての負担が最も大きい30代においては、「在宅ワーク」が生活を整える最適解とされていることが考えられます。

子どもの年齢層との関係

育児に手のかかる時期ほど「柔軟な働き方」への関心が高い

上記は、「お子さんの年齢層 × 理想の働き方」のクロス集計グラフです。

「未就学児」や「小学生」の子を持つ親では特に高い傾向（86.2％・86.0％）が見られました。

育児との両立を考えるうえで「通勤が不要」「勤務時間が柔軟」といった在宅ワークのメリットが評価されていることがうかがえます。

「中学生以上」の子どもを持つ家庭では、在宅ワークを望む割合がやや低くなり（73.1％）、働く場所やスタイルに対する考え方は、子どもの成長段階や家庭環境によって多様であることがわかります。

「在宅ワーク」を理想と回答した方の理由

在宅ワークが理想とされる背景には「家庭との両立」が大きな鍵

在宅ワークを理想と考える理由として、もっとも多かったのは「家事・育児と両立しやすい」（82.4％）でした。

次いで「子どもが体調不良でも対応できる」（77.6％）、「通勤がない」（72.5％）と続き、いずれも家庭環境に密接した項目が上位を占めました。

この結果から、子育て世代の女性にとって、働き方を選ぶ上で「育児との両立可能性」や「柔軟な対応力」は最重要視されていることがわかります。

「勤務時間の柔軟性がある」と回答した人も半数を超えており、時間的な制約がある中で少しでもストレスを減らし、生活と仕事を両立させたいという意向が強く表れています。

一方で、「スキルを活かせる」などのキャリア寄りの理由は少数にとどまり、働き方選びの主軸は「自己実現」よりも「家庭との調和」に置かれている傾向が読み取れます。

在宅ワークが注目される理由は、単なるトレンドではなく、育児と仕事を両立させたいという母親たちの現実的なニーズがその背景にあると言えます。

「職場通勤」を理想と回答した方の理由

「職場通勤」を理想とする理由は？少数派にある「働く意義」と「人とのつながり」

「職場通勤」を理想と回答した理由を分析したところ、最も多かったのは「公私のメリハリがある」（44.2％）で、次いで「人と関わる機会がある」（34.6％）が挙げられました。

在宅ワークが浸透する一方で、「仕事と家庭の切り替えがしにくい」「孤独を感じる」といった課題も指摘されています。

実際、職場での対面コミュニケーションや日常のルーティンが、働く意欲や生活のリズムを支えているという声も少なくありません。

また「スキルを活かせる」など、在宅ワークと共通する理由も一部見られたことから、通勤のスタイルにこだわらず「働く意味」を重視している層が存在することがわかります。

在宅ワーク全盛の時代でも、職場通勤を望む層の声には、働くことの本質的な価値や社会とのつながりを求める意識が垣間見えます。

【その他の意見】

「仕事に集中できる」

「保育園に入れやすい」

「気晴らしになる」

など

「理想の働き方」に近づくために必要だと思うことは？

「働き方改革」の鍵は「時間に柔軟な仕事の増加」

今回のアンケートでは、多くの子育てママたちが「在宅ワーク・リモートワーク」を理想の働き方として選ぶ一方で、「理想の働き方」に近づくために必要と感じている要素として最も多かったのは「時間に柔軟な仕事の増加（65.7％）」でした。

次いで「自分のスキルアップ（43.7％）」「配偶者・家族の理解と協力（40.7％）」「保育サービスの充実（27.0％）」といった項目が続き、家庭と仕事の両立を実現するための具体的なサポートが求められている実態が浮かび上がりました。

特に注目すべきは、「地域・制度のサポート（22.7％）」や「求人情報の透明性向上（不足項目）」といった、社会全体での環境整備を求める声も一定数あることです。

個人の努力だけでなく、社会・企業・家庭が連携していくことで、より理想に近い働き方が実現できると言えるでしょう。

【その他の意見】

「すでに満たしている」

「理解ある会社の増加」

「リモート手当がほしい」

など

考察・まとめ

今回のアンケートから、育児中の女性にとって「在宅ワーク」は理想だけでなく、生活に密着した「現実的な必要性」であることが明らかになりました。

しかしながら、その理想の実現には時間や収入、環境といった現実的な壁が立ちはだかっており、家庭・企業・行政の三者連携による課題解決が求められています。

今は、企業が育児世代のニーズに応じた柔軟な働き方や支援制度を整えることが、優秀な人材の確保に直結する時代です。

子育て中でも安心して働ける環境づくりは、結果として社会全体の生産性向上にもつながるでしょう。

※データの引用・転載時のお願い

【株式会社エムフロについて】

株式会社エムフロは、クラウドソーシング「クラウディア」や自社メディア運営を通じて、Webマーケティング支援や業務効率化の提案を行うIT企業です。創業以来20年にわたり培ってきたWeb開発力とマーケティングノウハウを活かし、企業の成長とユーザーの働き方の多様化を支援しています。

＜会社概要＞
社名：株式会社エムフロ
所在地：〒150-0011 東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 4階
代表者：代表取締役北脇陽典
設立：2004年9月
資本金：5,000万円
事業内容：クラウドソーシング事業、Webメディア運営、マーケティング支援、システム開発
URL：https://www.mfro.net/

＜運営サービス＞

・総合型クラウドソーシングサービス – クラウディア

https://www.craudia.com/

・クラウディアアシスタントサービス

https://craudia-assistant.com/

・クラウディア専門家記事監修サービス

https://app.craudia.com/lp/expert

・クラウディア導入事例制作サービス

https://jirei-seisaku.com/

・クラウディア医療ライティング/医師監修サービス

https://app.craudia.com/lp/medical

・クラウディア取材/撮影サービス