【TOPICS】
(2) 「安定性」が高そうだと思う企業の特徴は「社員の定着率が高い」が61.7%で最多
【調査の背景】
2023年卒の学生は、就職活動を意識し始める前から、コロナ禍で「生活様式」が一変するような、大きな「変化」を経験してきました。大きな変化の中で、「休業」や「賞与支給ゼロ」など、生活が打撃を受けるニュースや、「早期希望退職者」を募るニュースを目にする機会も多くあったと言えます。そんななか、就職活動を控える2023年卒の学生は、企業の「安定性」をどのように捉えているのか調査しました。
(1) 就職活動において、「企業の安定性」を重視する学生が9割を超える
就職活動において「企業の安定性」を「重視する」と回答した学生が66.2%に上りました。「どちらかと言えば重視する」26.8%を合わせると、重視すると回答した学生は9割を超えました。「長く働きたいので、安定性を重視している」「経営基盤が安定していれば、将来への投資もしやすく新規事業なども生まれやすいと思う」「不安定な環境だと、新型コロナウイルスの感染拡大などの非常事態の際に、倒産やリストラのリスクが高くなると思う」といった声が上がりました。一方、「環境の変化が目まぐるしく、大企業でも安定していると言える企業は少ないと思う」「安定性はもちろん大事だと思うものの、変化が激しい時代なので、終身雇用を前提にするのはリスクだと思う」「転職を前提にはしていないが、どこに行っても通用するスキルを身に付けることが必要だと思う」などの指摘もありました。2023年卒の学生は、就職活動を意識し始める前から、コロナ禍で「生活様式」が一変するような、大きな「変化」を経験してきました。「安定性」は重視するものの、自身の生活の「安定」のためには企業にキャリアを委ねるのではなく、自分自身のスキルや能力を高める必要があると考えていると推察されます。
(2) 「安定性」が高そうだと思う企業の特徴は「社員の定着率が高い」が61.7%で最多
「安定性」が高そうだと思う企業の特徴は「社員の定着率が高い」61.7%が最多。次いで「福利厚生が充実している」61.0%、「収益の柱が複数ある」56.1%と続きます。「大手企業である」は39.0%でした。「早期希望退職者の募集があるなど、大手企業でも安定とは言えないと思う」といった声もあがっており、「大手企業は安定している」というイメージが、学生の中で変化しつつあると推察されます。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年12月6日~2021年12月10日
・有効回答数:462名
■「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」とは
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■株式会社学情とは
また1984年に日本で初めて「合同企業セミナー〈就職博〉」を開催して以降、合同企業セミナーのトップランナーとして、年間延べ来場学生20万名以上の日本最大級の「合同企業セミナー〈就職博〉」や、20代動員数No.1の「20代・30代対象の合同企業セミナー〈転職博〉」を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。
[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会/日本就職情報出版懇話会 代表幹事会社]
https://company.gakujo.ne.jp
記事引用:PR TIMES「就職活動で「企業の安定性」を重視する学生が9割を超える。「倒産やリストラのリスクを避けたい」の声。「変化が激しい時代なので、終身雇用を前提にするのはリスクだと思う」の指摘も。/2023年卒アンケート」