【TOPICS】
(2) 「働き方改革」で取り組んでいることは、「有給休暇取得の奨励」が87.2%で最多
(3) 「働き方改革」の推進によって、解決を期待している課題は「社員の定着における課題」が最多
【調査の背景】
働き方改革について「全社的に取り組んでいる」と回答した企業が64.3%に上りました。「部署、期間などを限定し、試験的に取り組んでいる」9.1%を合わせると、7割以上の企業が働き方改革に取り組んでいることが分かります。
働き方改革で取り組んでいることは、「有給休暇取得の奨励」が87.2%で最多。次いで「時間外労働(残業)の削減」80.0%、「長時間労働の是正」73.8%が続きました。労働時間の削減を中心に、働き方改革に取り組んでいる企業が多いことが分かります。「有給休暇の取得や、残業の削減で生産性が高まった。生産性の高い仕事をすることで、社員の年収が上がった」「残業時間の削減を推進し、離職率が下がった」などの声が寄せられました。また、コロナ禍で導入する企業が増加した「テレワークの実施」と回答した企業は57.2%でした。「テレワークの実施」と回答した企業からは、「採用において、特に女性の応募者が増えた」「高度なスキルを持つ人材など、優秀な人材を採用できるようになった」といった声が上がっています。
(3) 「働き方改革」の推進によって、解決を期待している課題は「社員の定着における課題」が最多
働き方改革の推進によって、解決を期待している課題は「社員の定着における課題」が51.0%で最多。次いで、「経営における課題」19.3%が続きました。「働きやすい環境を整えることで、社員に長く働いてもらいたい」「若い世代の定着のためには、働きやすさが不可欠」「労働時間を削減しながら成果を上げるためには、生産性の向上が必要。働き方改革と生産性の向上を両輪で進めていきたい」「従業員の仕事・生活への満足度を高めることで、顧客満足度向上を図っていきたい」などの声が寄せられました。働き方改革の推進により、「社員の定着」と「生産性の向上」を図りたいと考える企業が多いことが分かります。
■調査概要
・調査対象:企業人事担当者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査日:2022年4月19日~4月22日
・有効回答数:397件
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
■株式会社学情とは
また日本で初めて「合同企業セミナー〈就職博〉」を開催して以降、合同企業セミナーのトップランナーとして、年間延べ来場学生20万名以上の日本最大級の「合同企業セミナー〈就職博〉」や、20代動員数No.1の「20代・30代対象の合同企業セミナー〈転職博〉」を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。
[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会/日本就職情報出版懇話会 代表幹事会社]
https://company.gakujo.ne.jp
記事引用:PR TIMES「7割以上の企業が「働き方改革」を実施。「若い世代の定着のためには、働きやすさが不可欠」「働き方改革と生産性の向上を両輪で進めていきたい」の声」