企業の中間管理職向けに次世代のリーダーを育成するコーチングコミュニティ「日本GHCDコーチング協会」設立
株式会社みらい創世舎(東京都三鷹市 代表取締役:森泰造)は、企業の組織活性化と意欲的にチャレンジができる次世代のリーダーを増やすことを目指すコーチングコミュニティ「日本GHCDコーチング協会」を2022年8月8日(月)に設立しました。設立に先駆け、2022年7月に日本で中間管理職として働く方、約312名を対象とした「リーダー・管理職の実態調査 職場の悩みアンケート」を実施、組織の働き手が抱える課題とその解決方法を探りました。
GHCDコーチング協会HP:https://ghcdcoaching.com/
※State of the Global Workplace – Gallup Report (2017)
「リーダー・管理職の実態調査 職場の悩みアンケート」の結果について
意図:組織で働く働き手が抱える課題や解決の方向性を探るためのデータ収集
実施期間:2022年7月6日~28日
アンケート対象:企業や組織で働く中間管理職、リーダー格の方
調査方法:インターネットアンケート
回答数:312件
回答者の性別・年代:
◇長引くコロナ禍における働き方(勤務形態)の変化とその影響 約6割に変化あり。
コロナ禍が長期化する中、比較的最近である2022年春以降に絞り、コロナ禍の影響や働き方への変化があったか尋ねてみると、59%、約6割の方が「変化があった」と返答しています。「はい」と回答された方の変化として、「リモートと出社併用」が最も多く49%、「基本毎日出社」が34%で、出社を伴う勤務形態が8割を超え、フルリモートは5%にとどまりました。
◇長期にわたるコロナ禍の具体的な影響では「コミュニケーションの減少」への影響が数多く見られました。
◇他者との関係に悩む中間管理職 職場で最も頭の痛いことの約5割が「人間関係」「チームマネジメント」
◇長引くコロナ禍で企業の課題や環境の変化に対応しつつ、チームマネジメントを行うことの困難さが垣間見られる
さらに、「チームマネジメント」を選択した方に、さらに「どんなことが悩ましかったり頭が痛いですか」と質問した回答の一部が以下となります。中間管理職として企業の課題や環境の変化への対応しながら、同時にチームメンバーのマネジメントを行うことの困難がつづられていました。事業や業務は1人で完結できることは少なくチームでの協力がカギとなる中、こういった悩みは尽きないようです。
◇中間管理職が望む理想は「相互理解」
こういった悩みの解決に向けての「今の状態がどうなればあなたにとって理想的でしょうか」という問いへの返答には、「互いに」というワードが目立ち、組織内の風通しがよくコミュニケーションが円滑で、お互いの考えを尊重し理解した上で、仕事に取り組めるのが理想という意見が多く見られました。
◇総括
アンケートによって、多くの中間管理職の方が非常に深い悩みを抱えている実態がわかりました。長引くコロナ禍によって、働き方が状況によって激しく変化、それに中間管理職として対応していくことの困難さがあり、さらにリモートなどの影響で、他者とうまくコミュニケーションをとれないことがマネジメントに影響を与え、働き手のストレスとなっている実態が浮き彫りになりました。また、上と下の間に挟まれる立場で気を使いストレスを感じたり、周囲の言動が利己的と感じる中間管理職の方々の苦悩が垣間見られました。彼らの理想は「相互理解」であり、お互いの考えを尊重し理解した上で、仕事に取り組めることであることもわかりました。GHCDコーチングは、人間関係における相互理解と成長を目指すメソッドであり、協会の活動を通じ手法を広めていくことで、中間管理職の悩みを軽減し、活躍できる人材を育てていきたいと考えています。
- GHCDコーチング協会について
(1)GHCDコーチングとは
①Grasp=理解、 ②Harmony=調和、 ③Creation=想像、④Development=発展の4つのサイクルを生み出すメソッドをベースとしたコーチング手法になります。代表の森が、人財育成に携わってきた豊富な現場経験と、心理学やコーチングなどの人財育成に関する学術的な学びを元に、人・組織に変化をもたらす方法を「GHCDサイクル」として体系化しました。目標達成を重視する一般的なコーチングと比較して、自己理解の促進や自分を取り巻く人間関係、社会との調和、創造性の発揮を重視しております。他者からの目標の強要ではなく自分の内なる想いをモチベーションの起点として自律的に動くことで成長を目指し、意見の異なる他者とも調和を取りながら安定的・継続的に活躍できる人材育成を行っています。
■(2)設立の目的
当協会は、企業の組織活性化とチャレンジできる次世代のリーダーを増やすことを目指して設立しました。目指したのはコーチングの『ジム化』。今までパーソナルトレーニングのようなマンツーマンのシステム中心で単価も敷居も高かったコーチングを、ジムのように安価で日常ユースとして取り組めるような仕組みにしました。一人では挫折してしまいがちな学びも、メンバーと一緒に安心して学ぶことができる、自己理解を深めることで、眠っていたポテンシャルを呼び覚ましてくれる場を提供していきます。コミュニティのイベントやセミナーでは、協会のプログラムであるGHCD(理解-調和-創造-発展)のフレームワークを使用し、クライアント上司や部下とも良好な関係を築きながら結果を出せるノウハウやそのヒントを得られる場を提供してまいります。
■(3)主な活動内容(予定)
協会の活動として、協会ローンチに合わせて、8月7日(日)に「日本GHCDコーチング協会リリース記念イベント」を実施したほか、9月からは、だれでも気軽にコーチングを学べるコミュニティ活動である「朝活 Newstand(ard)」を、オンラインで、毎週第一木曜日、朝7時~スタートします(参加費:1回1000円)。また、更に学びを深めたい方のために、みらい創世塾のセミナーをご用意しているほか、協会として定期的なイベントを予定しております。詳しくは下記GHCDコーチング協会HPをご覧ください。
https://ghcdcoaching.com/https://ghcdcoaching.com/
■(4)協会講師メンバー一覧(一部抜粋)
・森 泰造 (株)みらい創世舎代表取締役、人財育成コーチ、GHCD認定講師養成トレーナー
・中島星 みらい創世舎認定講師、GHCD認定コーチ
・ Maki みらい創世舎認定講師、GHCD認定コーチ
・早坂 達二 (株)ザワード代表取締役、みらい創世舎認定講師、GHCD認定コーチ
■代表プロフィール
西南学院大学卒業後、日本ケンタッキー・フライド・チキン(株)入社。店長、スーパーバイザー、フランチャイズ担当、人材育成コーチを経て、理想の未来像を描き成果と成長を手に入れる「みらい創世™プログラム」を考案し、独立。
ハワイで異文化の従業員をひとつに束ね、年間1千万超の赤字店舗を1年で黒字化し、地域交流システムを創りパートの定着率を改善。くすぶっていた店長も1年で日本一へ。人材育成コーチとして、1000店舗を超すチェーン店統一の教育ツールを次々と開発し、研修受講希望者を150%以上増加、新入社員研修改革を行い退職率激減させるなど、豊富な実績と愛情あふれる指導育成で、コアな支持を得ている。在京テレビ局、大手下着販売会社、商工会議所、老人保健施設、高校、PTAなどでコミュニケーションスキルアップ研修を実施
コーチング実績:弁護士、経営コンサルタント、外資系メーカー役員等多数。
2017年11月初の著書「ケンタッキー流 部下の動かし方」を出版。様々なメディアで話題となる。
- 《株式会社みらい創世舎概要》
住所:〒181-0001
東京都三鷹市井の頭2-14-2 パークブリージェ井の頭202
事業内容
・ 研修、セミナー、イベントの開催
・ コンサルティング、コーチングサービスの提供
・ 出版および電子出版事業
・ 販売代理業・仲介事業・広告事業
・ e-ラーニングサービスの提供
URL: https://miraisouseisha.com/
GHCDコーチング協会へのお問い合わせは以下からお願いいたします。
https://ghcdcoaching.com/contact/
記事引用:PR TIMES「中間管理職約312名を対象に「職場の悩みアンケート」実施 中間管理職が抱える深い悩み 2022年春以降出社復活してもコミュニケーションが困難 中間管理職の約5割が“他者との関係性”に最も頭を痛める」