コロナ禍での就職・採用支援をテーマに12/9(金)「総括報告会」を実施
 

■12/9(金)オンラインにて 「新卒看護師23卒総括報告会」を実施。看護に携わる関係者がそれぞれの立場から現状や思いを共有する試みで今回2回目の実施 ■23卒の就活・採用の総括(11月時点)として、学校(大学と専門学校・短大・高校で2分類)・病院(大学病院・国公立病院・民間病院・その他施設で4分類)の回答アンケートを紹介しながら23卒の就活・採用の傾向を分析■受験前のアクションとしてはWEB説明会参加が増加、採用試験は4月~6月に集中 ■内定取得率は前年より好調、大学生は附属より一般応募の傾向 ■国公立病院を就職先とする学生が増加し、大学病院は減少 ■採用時に人材に求める能力要件は、協調性・主体性・向上心 ■内定者数が目標に届かず採用継続中の病院多数 ■2022年度退職者の退職理由はライフスタイルの変化がトップで2位はメンタル不調。他分野への関心やスキルアップという前向きな理由も ■次年度の採用は国公立病院を筆頭に増加予定

 

株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人)は、全国の看護学校の進路指導担当者と病院の看護師採用担当者を対象に2022年12月9日(金) 「新卒看護師23卒総括報告会」を実施しました。参考資料として今年度実施した「採用活動調査(速報版)」の結果を報告いたします。こちらは10/18~11/7に実施し、病院70件・看護学校98件の回答を得ました。概要は以下の通りです。

 
◆説明会・見学会の参加状況で、大学生はWEB参加が増加、専門学校生は対面参加が増加(学校調査)

コロナ禍でのオンライン就活に慣れたためか、特に大学生ではWEB参加の傾向が増加。一方、短大・専門・高校生においては、前年よりは対面参加可能な説明会等が増えたためか、対面参加がWEB参加を上回っている。コロナ拡大期は説明会の実施が相次いで中止となり、受験まで一度も訪問しない病院を受験する学生が増えた時期もあったが、今期その傾向は減少した。

 
◆4月から本格化した採用試験・第1回試験への応募学生が増加(学校調査)

続くコロナ禍のため、早めの就活を学校で指導していることもあり、採用試験の受験時期も早まっている。各病院複数回の受験を実施しているが、1回目の試験を受験する学生が大幅に増加。特に大学生は9割方が試験開始の4月から参戦している。

 
◆調査時点における学生の内定取得率は前年より好調(学校調査)​

就活をスタートさせる学生がよい結果をもたらせているのか、調査時の段階で、大学生で3割、短大・専門・高校生で2割程度内定取得率がアップしている。

 
◆大学生は一般応募、専門学校生は附属や実習先を選択する傾向(学校調査)

コロナ初期の頃は、相次ぐインターンシップや説明会の中止等で、手堅い病院選びの傾向があったが、今期については通常の動きに戻りつつあるようで、大学生は一般応募が増加。反面、短大・専門・高校生は附属や実習先を選択している。

 
◆国公立・公的病院へ就職を決めた学生が増加、大学病院は減少傾向(学校調査)

大学生は各病院へまんべんなく就職する傾向にあるが、短大・専門・高校生については、1位国公立・公的病院、2位民間病院と続き、大学病院は3位となった。

 
◆内定者数が目標に届かず、多くの病院でいまだに試験を継続中(病院調査)

調査時点で内定者の目標数をクリアしているのは各病院とも3割強。一部の人気病院では目標の内定者数を確保したが、多くの病院では採用試験を継続している。病院以外の施設は8割以上の達成率だが、そもそも「内定先・進路状況」のグラフにあるように、進路として選択する学生が少ないという前提がある。

 
◆採用時に人材に求める能力要件は、協調性・主体性・向上心、看護技術力は不要(病院調査)

採用の段階で必要なのは、ポテンシャル面という結果となった。大学病院では「向上心」と「協調性」が同率1位。「看護技術力」は採用段階では不問。入職後の研修で学んでもらえば問題ないという意向。民間病院では「ストレスコントロール力」も3位であり必要とされている。(※注:ランキングは16位まで調査、詳細はPDFを参照)

 
◆2022年度退職者の退職理由はライフスタイルの変化がトップ。以降、メンタル面での不調、他分野・他領域への関心(病院調査)​

総合トップは「ライフスタイルの変化」で、夜勤等のある病棟勤務の場合、4位の「引っ越し」とあわせて、調整が難しい部分ともいえる。大学病院での退職理由のトップは「メンタル面での不調」で、「ライフスタイルの変化」より0.5pt上回っている。総合2位の「他分野・他領域への関心」とあわせて、「スキルアップ・キャリアアップ」を目指すという前向きの退職理由は、特に、その他の施設では目立つ理由となっている。また、「コロナによる影響(業務負担増・部署移動等)」が国公立・公的病院と民間病院においては4~5%ほどあり、昨今の退職理由として見逃せない。(※注:ランキングは17位まで調査、詳細はPDFを参照)

 
◆24卒の募集人数は増加傾向(病院調査)

定期採用を行っている病院においては、通常募集人数に大きな増減は行わないが、採用が完全に終了していなこの段階で、国公立・公的病院においては24卒の採用人数を増加予定であるとの結果となった。

 

▼その他詳細については、 添付のPDFをご覧ください。 
https://prtimes.jp/a/?f=d90419-20221215-71da173dc888d04d7cb2088467f11a9b.pdf

 

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■調査概要
調 査 名 :病院対象:2022卒対象 採用活動調査(秋)/看護学校対象:2022卒対象 就職活動調査(秋)
調査対象 :全国の病院・看護学校
調査期間 :開始:2022/10/18 ~ 終了:2022/11/7
調査方法 :WEBアンケート
有効回答数:全国の病院70件・看護学校98件

 

■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社文化放送キャリアパートナーズ 「文化放送ナースナビ」編集部
担当者:門司
Email:sjk@careerpartners.co.jp 
URL:https://www.careerpartners.co.jp/hospital/ 

 

記事引用:PR TIMES「【病院・看護学校対象】23卒の就活・採用の総括を病院・学校向けアンケートをもとに分析

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