株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)は、女性の転職について、転職支援サービス『リクルートエージェント』のデータと事例から動向をまとめましたので、お知らせいたします。分析の結果、女性は外部労働市場(転職市場)にでることで、賃金や条件が良くなる傾向がみられ、働く個人にとっては機会が広がっています。企業の変化と併せて、以下で詳しく解説します。
■女性の転職は増えている
『リクルートエージェント』における女性の転職者数は、2013年を1として指数化すると、2022年は4.21と伸長している。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全体としても下降していたが、2021年にはコロナ禍前2019年と同水準まで回復し足元では伸長を継続している。
■年代別の女性転職者数―全体として伸長しているが、特に40代の伸び率が顕著-
2013年から2022年の10年で、年代別の女性転職者数をみると、20代~30代は4倍近く伸長しており、40代では12.21と顕著に伸びている。実数の推移ではないため、2013年時点で40代の方の転職が少なかったという事実はあるが、「構造的な人材不足」と「事業構造の変化によって、異業種や異職種の人材を確保したい企業の増加」という状況を背景に35歳転職限界説が崩れていることや、働く個人側も人生100年時代を見据えて年齢に関係なくキャリアや働き方を変えていく傾向が強まったことが影響していると考えられる。
■調査概要
調査方法:リクルートエージェントの転職決定者の分析
調査対象:リクルートエージェントを利用して転職した方
有効回答数:非公開
調査実施期間:2022年12月~2023年3月
調査機関:リクルート
詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230328_hr_02.pdf
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記事引用:PR TIMES「女性の転職が増加 転職時に賃金が上がる傾向 働き方や個人の事情に寄り添う求人も増加」