また、将来のキャリアに不安があるほど、転職活動実施/転職可能性が高い

 

株式会社ジェイックの子会社で、日本最大級のキャリア面談プラットフォーム「Kakedas(カケダス)」を運営する株式会社Kakedasは、20代・30代の正社員を対象とした「キャリア形成」に関する意識調査の結果を発表します。(回答者数:400名、調査日:2024年4月25日-4月30日)。
 

■将来のキャリアについての悩み・不安:1位「少しある」(44%)、2位「強くある」(25%)

 「将来のキャリアについての悩み・不安」について質問したところ、「少しある」が44%、「強くある」が25%、「あまりない」が20%、「まったくない」が11%となり、「ある」と回答した人は約7割となりました。

 

■今後のキャリア展望:「あまり明確ではない」/「まったく明確ではない」の合計は7割強

 「今後のキャリア展望」について質問したところ、「あまり明確ではない」が45%、「まったく明確ではない」が27%、「ある程度は明確」が23%、「非常に明確」が5%となり、今後のキャリア展望について「明確ではない」と回答した人が合計7割強となりました。

 

■今後のキャリア形成に際する転職の可能性:

「転職活動を行っている/転職の可能性があると思っている」は約6割

 「今後のキャリア形成に際する転職の可能性」について質問したところ、「具体的に求人応募や面接などの転職活動を行っている」が4%、「転職の可能性はあると思っており、サイト登録や情報収集は随時行っている」が20%、「転職の可能性はあると思っているが、具体的な活動はしていない」が38%、「転職する可能性はない」が26%、「分からない」が12%となり、「転職活動を行っている/転職の可能性はある」と回答した人は約6割となりました。

 

■転職活動を行っている/転職可能性はあると回答した方の「将来のキャリア形成への不安度」

 上記1つめと3つめの設問、「将来のキャリアに関する悩みや不安」と「転職する可能性」についての回答の関連性を当社が分析したところ、「悩みや不安が強くある」と回答した人の82%が「転職活動を行っている」または「転職の可能性があると思っている」と回答するなど、キャリア形成への悩みや不安が強い人ほど、転職活動を行っているか、または転職の可能性があると思っていることがわかりました。

 

■キャリア形成に不安な時に取りそうな行動:1位「友人や家族に相談してみる」(37%)

 「キャリア形成に不安な時に取りそうな行動」について複数回答で質問したところ、「友人や家族に相談してみる」が37%、「転職サイトで求人情報を見てみる」が34%、「キャリア形成につながりそうな資格を調べてみる」が32%、「何もしない」が26%、「自己啓発に取り組んでみる」と「副業を検討してみる」が25%、「上司に相談してみる」が18%、「仕事に打ち込む」が17%、「上司以外の社内に相談してみる」と「ダイレクトリクルーティングサイトに登録してみる(スカウトをもらってみる)」が16%、「紹介会社のキャリア面談を受けてみる」が14%となりました。

 今回の調査結果について、株式会社ジェイック執行役員兼株式会社Kakedas取締役の東宮は、次のように述べています。

「今回の調査結果から、20代・30代正社員の約7割が将来のキャリアに不安や悩みを抱え、今後のキャリア展望も明確ではないことがわかりました。さらに、キャリア形成への不安が強いほど転職予備群であること、キャリア形成に不安を感じたときは『友人や家族への相談』や『求人情報の閲覧』を行うことがわかりました。

特に興味深いのは、キャリア形成への不安が強くなるほど、転職活動を行っているか、転職可能性が高いと思っている割合が高まるという結果です。終身雇用の時代が終わり、個々の労働者が自らキャリア形成を行うこと(キャリア自律)が求められる中で、労働者のキャリアに対する関心はとても高まっています。そのような中、キャリアへの不安を解消または軽減する選択肢に「転職」が浮かんでくることは、組織のマネジメント・人材育成をするうえで注視すべき事実です。

企業は、社員の離職防止やエンゲージメント向上のために、社員一人ひとりのキャリア自律を促進するとともに、キャリア安全性(自分のキャリアについて長期間、安全な状態でいられるかどうかを認識できる度合い)を高めることが重要になります。キャリア安全性を高めるには、キャリア研修などでキャリア自律の概念を浸透させた上で、キャリア展望を明らかにする、また、描いたキャリア展望に向けて行動するために上司や人事との1on1や外部のキャリアコンサルタントとのキャリア面談を提供していくことが有効です。不安を解消するうえでは、自分の現状や成長、今後得られるスキルや経験・市場価値の向上について、具体的、また客観的に認識する機会を提供することも大切です。」

 

株式会社ジェイック執行役員 兼 株式会社Kakedas取締役 東宮 美樹

ハウス食品株式会社で営業職を経験、人材紹介会社で求職者(3000人)のカウンセラーを経験した後、2006年ジェイックに入社し、「研修講師」としてのキャリアをスタート。2014年には前例のない快挙となる、講師として「リピート率100%」を3年連続で達成。組織開発相談など支援実績多数。定着・活躍推進、キャリア自律、イクボス、女性活躍推進などを中心に活躍中。

 

【調査概要】

調査名称:「キャリア形成」に関する意識調査

調査対象:20代・30代の正社員

実施機関:株式会社Kakedas(株式会社アスマークに調査を委託)

調査方法:Webアンケート

調査期間:2024年4月25日-4月30日

回答者数:400名

▶本調査記事URL:https://www.hr-doctor.com/news/management/management-skill/news-29113

 

■6月19日(水)に、調査結果と組織開発のポイントを伝える、ウェビナーを開催

 6月19日(水)に、ウェビナー『今どき20代30代のキャリア形成と転職に関する意識とは? ~調査データを公開&組織開発に反映すべきポイントの考察~』を開催します。

本調査結果をもとに、組織開発を行ううえでのポイントを解説します。

ご興味がありましたらぜひご参加ください。

開催日時    :2024年6月19日(水) 12:00~13:00

参加費     :無料

詳細・お申し込み:https://www.hr-doctor.com/seminar/web_attendance/hrdc240619kds

 

■会社概要

会社名  :株式会社Kakedas

代表者  :代表取締役社長 渋川 駿伍

本社所在地:〒150-6027 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号ガーデンプレイスタワー27階

https://corp.kakedas.com/

会社名  :株式会社ジェイック

代表者  :代表取締役社長 佐藤 剛志

本社所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル7階

https://www.jaic-g.com/

【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック  担当:松尾

E-mail: info@jaic-g.com TEL  03-5282-7600  FAX  03-5282-7607

 

引用:PR TIMES「

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