エンプロイージャーニーマップでEXを高める! 作成方法やポイントについて解説

 

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企業が従業員の生産性向上を目的とした施策はいくつかありますが、近年注目されているのが「ワークモチベーション」です。

 

ワークモチベーションとは、従業員が仕事に対して積極的に行動することを指しています。

 

目標に対して意欲的に行動し続ける従業員のモチベーションを指しており、うまくいけば企業全体の生産性を高めるきっかけになるでしょう。

 

今回はワークモチベーションとは、どのようなものなのか詳しい内容や、代表的な5つの理論、意欲向上のための施策について詳しく紹介します。

 

ワークモチベーションとは

そもそもワークモチベーションとは、どのような施策なのでしょうか。

 

ワークモチベーションとは、従業員が企業から与えられた業務を積極的に行動し、目標達成に向けて意欲的に行動し続けることを指しています。

 

モチベーションが高い状態を維持する気持ちを指しているので、企業全体やチームワーク向上のきっかけになる施策といえるでしょう。

 

ワークモチベーションを高めるポイントはさまざまあります。

まずは、従業員が働く意欲を向上するための方法や施策を提示することが重要です。

 

ワークモチベーションの定義

ワークモチベーションとは、1997年にワシントン大学のミッチェル教授が「目標に向けて行動を方向づけ、活性化し、そして維持する心理的プロセス」と定義しました。

 

この定義がワークモチベーションであると広められており、企業も経営学として取り入れているケースが増えています。

 

ワークモチベーションを構成する3要素

ワークモチベーションを構成しているのは、下記の3つの要素があるといわれています。

 

・方向性

・強度

・持続性

 

「方向性」は、目標を決める理由や実現するための明確さを表現しています。

 

「強度」は、目標達成に向けた本気度や意識の高さを表現しているのが特徴です。

 

「持続性」は、目標を実現するために費やす時間の長さや継続性を指しています。

 

この3つの要素をバランスよく取り入れたものが、ワークモチベーションの理論であり、施策を成功させるための鍵です。

 

いつまでに、どのような目標を達成するのか、具体的に表現できればワークモチベーションの成功に近付けるでしょう。

 

ワークモチベーションにおける代表的な5つの理論

ワークモチベーションでは、代表的な5つの理論があります。

 

企業がワークモチベーションを取り入れる際に、必要な理論となってくるので把握しておくことが大切です。

 

ワークモチベーションにおける代表的な5つの理論は、下記の通りとなります。

 

・マズローの欲求5段階説

・ハーズバーグの二要因理論

・クレガーのX理論・Y理論

・目標設定理論

・ホーソン実験

 

ワークモチベーションにおける代表的な5つの理論について、詳しく解説します。

 

マズローの欲求5段階説

マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求は5段階で構成されていると「アブラハム・マズロー」が唱えた説といわれています。

 

人間の欲求を下記の5つの階層に分けている理論が、マズローの欲求5段階説です。

 

・生理的欲求

・安全の欲求

・社会的欲求

・承認欲求

・自己実現の欲求

 

ピラミッド状に構成されており、生理的欲求から自己実現の欲求を目指していく理論となっています。

 

最終的には6段階目の欲求として「自己超越」を目指し、自分のエゴを超えたレベルでの理念の実現を目指すのがマズローの欲求5段階説です。

 

ハーズバーグの二要因理論

ハーズバーグの二要因理論とは、人の仕事に対する欲求を2つの要因に整理した理論を指しています。

 

仕事に対する欲求2つとは、下記の通りです。

 

・衛生要因

・動機付け要因

 

衛生要因とは、仕事において働きやすい環境を作ることを指しており、給与や人間関係が該当します。

 

衛生要因を整えることで、従業員が不満を抱えることは少なくなるでしょう。

 

動機付け要因とは、仕事における働きがいをつくる意欲要因を指しています。

 

仕事の達成感や上司からの評価などが該当し、従業員が満たされている状態であることが重要です。

 

仕事で満足感を得ることが重要な要素だと定義しているのが、ハーズバーグの二要因理論の特徴となっています。

 

クレガーのX理論・Y理論

アメリカの経営学者である「ダグラス・マクレガー」が提唱したのが「クレガーのX理論・Y理論」です。

 

企業で働く人の動機付けにかかわる2つの対立的な理論を指しています。

 

まずX理論が「人間は本来仕事が嫌いで、仕事をさせるためには命令や強制が必要」という考え方です。

 

次にY理論が「仕事をするのは人間の本性で、自分が設定した目標に対して積極的に行動する」という考え方に基づいているのが特徴となっています。

 

この2つの理論から、従業員のモチベーションを向上させるための制度を導入することが、企業の課題となるでしょう。

 

目標設定理論

目標設定理論は、1968年にアメリカの心理学者「エドウィン・ロック」が提唱した理論です。

 

目標が人のモチベーションに影響を与えることに着目し、目標の何度や測定可能な目標を立てることに着目した理論となっています。

 

目標設定によって成果を左右するとされる、モチベーションを上げる要素が下記の3つです。

 

・目標の難易度

・目標の具体性

・フィードバックの有無

 

目標の難易度は簡単に達成できるものではなく、努力して達成できる程度の目標を設定したほうがモチベーションが高められます。

 

次に目標の具体性は、曖昧な目標を設定するのではなく、定量的で具体性のある目標を立てることが大切です。

 

最後にフィードバックの有無は、目標とフィードバックを組み合わせてモチベーションを高める必要があります。

 

フィードバックがあれば、施策の改善点が見えてくるので、より効果が高い取り組みが実現可能です。

 

ホーソン実験

ホーソン実験とは、アメリカのウェスタン・エレクトリック社のホーソン工場で実施された4つの実験を指しています。

 

ホーソン実験で実施された4つの実施内容は、下記の通りです。

 

・照明実験

・組み立て実験

・面接実験

・バンク配線作業実験

 

まず照明実験は、生産性の関係を観察するために実施された実験です。

 

組み立て実験とは、疲労と能率の関係を調べるために行われる実験を指しています。

 

面接実験とは、賃金制度や就業時間よりも管理の質の良さが作業効率に影響することを確かめる実験で、従業員に対して話を聞いて行われるものです。

 

バンク配線作業実験とは、電話交換機製造の工程のひとつとされています。

 

集団的にどのような機能を持って形成されるのかを図るための実験です。

 

このような実験から、就業環境が生産性にどのような影響を与えるのか調べたのが「ホーソン実験」といわれています。

 

ワークモチベーション向上ための施策

企業がワークモチベーション向上のために、施策を行うことが増えています。

 

ワークモチベーション向上のために企業が行う施策としては、下記の通りです。

 

・働きやすい職場の環境づくり

・ワークライフバランスの充実

・人事評価制度の作成

・社員に成長の機会を提供する

・チーム内でのコミュニケーションを活性化する

・企業理念・パーパスを明確にする

 

ワークモチベーション向上のための施策について、詳しく解説します。

 

 働きやすい職場の環境づくり

 

ワークモチベーション向上のための施策として、従業員が働きやすい職場の環境づくりを行うことが大切です。

 

仕事量や職場の雰囲気など、従業員が働きやすい状態を整えることで、ワークモチベーション向上につながります。

 

室内環境を整えるためにも、綺麗なオフィスで冷暖房をしっかり入れるといった対策も重要です。

 

ワークライフバランスの充実

仕事とプライベートのワークライフバランスを充実させることが、従業員のワークモチベーションを向上させるきっかけになります。

 

そのため、仕事と生活を両立できるよう、働きやすい制度を導入することが企業の施策として有効です。

 

例えば、フレックスタイム制度を導入したり産休を導入したりする方法があります。

 

他にも、リモートワークや時短勤務など、多様な働き方を実現できれば、従業員のワークモチベーションも向上するでしょう。

 

人事評価制度の作成

 

従業員の成果や実績を評価するため、人事評価制度を作成し、評価システムとして導入する施策があります。

 

自分の働きが正しく評価されれば、自然と従業員のワークモチベーション向上に大きくつながるでしょう。

 

そのためにも、人事評価制度を整備し、公平で適正な運用が重要になってきます。

 

社員に成長の機会を提供する

社員のワークモチベーション向上のために、社員の成長機会を提供する方法があります。

 

特にインターナルモビリティは人事異動制度のひとつで、社員の希望に合わせて異動を行う制度です。

 

この制度によって、社員自ら成長やチャレンジを行うきっかけになるので、意欲的な就業のきっかけになります。

 

チーム内でのコミュニケーションを活性化する

チーム内のコミュニケーションを活性化させれば、情報の共有など意思疎通がスムーズになります。

 

チーム間の不和を防ぎ、人間関係も円滑にするきっかけになるでしょう。

 

働きやすい環境づくりにつながり、ストレスが生じにくくなります。

 

企業理念・パーパスを明確にする

企業理念やパーパスを明確にすれば、自分の役割を認識し、どのように企業に貢献できるのか存在意義を再確認できるようになります。

 

企業と従業員が信頼するきっかけになり、お互いが必要とする環境を生み出すことが可能です。

 

お互いが貢献し合う状況を作り出すことができるので、信頼関係が築ける状況が生まれます。

 

ワークモチベーション向上で会社の生産性を高めましょう

ワークモチベーションは、従業員が意欲的に就業するために必要な要素です。

 

気持ちよく働ける職場を作り上げるためにも、企業はワークモチベーション向上を目指して施策を行う必要があります。

 

ワークモチベーション向上のための施策として、働きやすい職場環境を作り上げたりワークライフバランスの充実を目指したりすることが重要です。

 

今回紹介したワークモチベーション向上のための施策を参考に、企業内の就業環境を見直してみてくださいね。

 

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