レジリエンスとは?注目の背景や折れない心を育むメリット・方法についてご紹介

ビジネスを取り巻く環境は目まぐるしく変わり、大きなプレッシャーやストレスを感じている人も多いでしょう。

 

中には、ストレスが原因で心身の健康を損ねたり、離職したりする人もいます。

 

そこで注目を集めているのが、しなやかに適応できる力「レジリエンス」です。

 

レジリエンスは、ビジネスパーソンはもちろん企業にとっても重要なスキルのため、個人・組織ともにレジリエンスを高める必要があります。

 

この記事では、レジリエンスの概要や注目の背景、メリット、レジリエンスが高い人の特徴について解説いたします。

 

従業員と企業それぞれのレジリエンスを高める方法についてもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

レジリエンスとは

レジリエンスとは、弾力性や復元力、回復力を意味する言葉です。

 

全米心理学会では、

レジリエンスとは、逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセスである

と定義しています。

 

レジリエンスは、元来工学や物理学の世界で使われていた用語です。

 

外から力が加わったときにボールや竹のように跳ね返ったり、元に戻ろうとしたりする「弾力性」「復元力」のことを指しています。

 

そこから転じて、ストレスや困難に直面した状況において「しなやかに適応する力」「自発的な治癒力」という意味で、用いられるようになりました。

 

簡単に言うと、レジリエンスが高い人ほど“打たれ強い””ということです。

 

ちなみに、レジリエンスは心理学だけでなく、生態系や経済、組織など、さまざまな分野で用いられています。

 

いずれの分野においても、基本的には「適応力」や「復元力」「弾力性」といった意味合いで、使われています。

 

レジリエンスを構成する6つの要素

レジリエンスを構成する要素は6つあり、これらを上手に組み合わせることがレジリエンスを高めることにつながります。

 

では、それぞれの要素を見ていきましょう。

 

自己認識

自己認識とは、自分の考えや感情、価値観、強み・弱みなどを正しく認識することです。

 

逆境や困難に直面したときに「今何が起こっているのか」「自分は何に対して、どのような感情を抱いているのか」を認識する能力を指します。

 

逆境や困難に直面したとき、パニックにならず落ち着いて対応できるよう、価値観や強み・弱みなどを把握しておくことが重要です。

 

自制心

自制心とは、状況や出来事に対して「~したい」「~したくない」など、自分の気持ちを把握した上で、感情や思考、行動を律することやコントロールすることです。

 

感情の赴くままに行動してしまうと、人間関係やビジネスで大きなトラブルを招くため、その場に適した行動を取ることが重要です。

 

精神的敏速性

精神的敏速性とは、物事を多面的に捉えて大局的な観点から対処することです。

 

逆境や困難な状況に直面しても感情的にならず、冷静に原因を探り、適切な解決策を導き出すことで、迅速に対処できる能力です。

 

楽観性

楽観性とは、「自分には未来を良いものにできる」という自信を持つことです。

 

例えば、ストレッサー(ストレスの要因)に対して「これは自分が成長するのに必要な試練だ」と捉えたり、コントロールできるもの・できないものを区別したりする能力を指します。

 

自己効力感

自己効力感とは、「自分になら問題を解決できる」「きっと乗り越えられる」と自信を持つことです。

 

自己効力感があれば、逆境や困難に直面しても、あきらめずに何度でもチャレンジできます。

 

自己効力感は、本人の直接的な経験だけでなく、周囲からの説得や他者の行動を見る代理的な経験でも高められます。

 

つながり

つながりとは、家族や友人、恋人、同僚といった周囲の人たちとのつながりのことです。

 

逆境に直面したとき、自分を支えてくれる存在がいることで、心が折れにくくなります。周囲と信頼関係を築いていくことで、レジリエンスが高まります。

 

レジリエンスが注目されている背景

レジリエンスは、近年ダボス会議(世界経済フォーラム)などでも取り上げられる機会が増えていますが、なぜ注目されているのでしょうか。

 

労働者のストレス増加

レジリエンスへの注目度が高まっている背景として挙げられるのが、ビジネス環境や労働環境の変化に伴うストレスの増加です。

 

ストレス実態調査

 

参考:厚生労働省「平成30年度 労働安全衛生調査(実態調査)の概況

 

厚生労働省の調査によると、現在の仕事や職業生活で、強いストレスを感じている労働者は 58.0%にも上ります。

 

前年の58.3%よりも0.3ポイント減少しているものの、直近5年間は60%近い高水準をキープし続けており、多くの労働者が強いストレスを感じていることが分かります。

 

ストレスの内容は、

  • 仕事の質・量…4%
  • 仕事の失敗、責任の発生等…0%
  • 対人関係(セクハラ・パワハラを含む)…3%

です。

 

特に、対人関係に関するストレスは前年よりも0.7ポイント増加しています。

 

この調査からも明らかな通り、現代の労働者はストレス要因に晒される機会が多いことから、ストレスに適応できる「レジリエンス」が注目を集めているのです。

 

VUCA時代

VUCAとは、変動性が激しく先を予測するのが困難な状況のことです。

 

テクノロジーの進化やグローバル化などさまざまな影響により、現代はVUCA時代に突入しています。

 

政治・経済の変化や自然災害などを乗り越え、生き残っていくためには、これらを予見・準備して迅速かつ柔軟に対応しなければなりません。

 

例えば、2001年に発生した米国同時多発テロや2007年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、2020年には新型コロナウイルスの世界的大流行が起こりました。

 

いずれも迅速で柔軟な対応が企業の明暗を分けていることから、組織におけるレジリエンスの重要性が高いことは明らかです。

 

今後もVUCA時代はつづくため、組織レジリエンスの強化は企業にとって重要な課題となるでしょう。

 

レジリエンスの類似語とその違い

レジリエンスへの理解を深めるためにも、類似語との違いを理解しておきましょう。

 

メンタルヘルス

メンタルヘルスとは、ストレスや悩みを軽減・緩和するために行うサポートのことです。

 

「心の健康」「精神衛生」「精神保健」と言われることもあります。

 

一方、レジリエンスは外的圧力への対応です。逆境や困難に対して「どのように適応し、回復できるか」を意味します。

 

つまり、メンタルヘルスが心の健康状態を維持・回復させるために行われるサポートであるのに対し、レジリエンスはあくまで当人の精神的な回復力です。

 

ハーディネス

ハーディネスとは、ストレスを自分の力で跳ね返す力のことです。

 

頑健性と言われることもあり、「傷つきにくい力」を意味します。

 

一方のレジリエンスは、跳ね返すのではなく「傷ついても回復する力」のことです。

 

概念は似ていますが、特性が異なります。

 

ストレス耐性

ストレス耐性とは、心理的・精神的または肉体的に感じたストレスに対して、どの程度耐えられるかを表すものです。

 

ストレス耐性もレジリエンスの構成要素の一つと位置づけられているため、ストレス耐性を高めることで、レジリエンス向上につながります。

 

レジリエンスが高い人の特徴

では、レジリエンスの高い人には、どういった特徴があるのでしょうか。

 

思考に柔軟性がある

思考の柔軟性はレジリエンスに欠かせない要素です。

 

というのも、思考に柔軟性があれば、困難な局面に直面しても発想の転換で解決の糸口を見つけ出すことができるため、逆境を乗り越える力になります。

 

また、柔軟性のある人は起きてしまったことを受け入れた上で、「どうするべきか」を考えられるため、状況に応じて臨機応変な対応ができます。

 

変化の激しい今の時代を生き抜くにも、柔軟性は重要な要素と言えるでしょう。

 

感情をコントロールできる

感情のコントロールができるのもレジリエンスが高い人の特徴です。

 

目の前の状況に振り回されることがない人は、自分の価値観や物事の本質を理解できているため、難しい局面でも冷静に最善策を選択できます。

 

感情をコントロールできない人は、自分の感情に振り回されるため、それ自体にストレスを感じてしまいます。

 

自分を精神的に追い詰めないためにも、感情のコントロールは重要です。

 

自尊感情がある

自尊感情とは、「自分自身を過小評価しない」「価値のある人間だと思う」といった感情のことです。自尊心や自己肯定感とも言えるでしょう。

 

行き過ぎた自尊感情は、傲慢で周囲との摩擦を生みますが、適度に持てば「自分ならできる」などの自信につながります。

 

困難な状況においても、最初からできないと決めつけずに解決に向けて動くことができます。

 

チャレンジ精神がある

失敗や困難がつづくと、「もうだめだ」「向いていない」など、悲観的な気持ちが込み上げてくるものです。

 

しかし、そこであきらめても状況は変わりませんし、自分自身の成長にもつながりません。

 

レジリエンスの高い人は、何度失敗してもあきらめずに「こんな風にしたらどうだろう」「こうしたらきっと成功する」のように考えて挑戦します。

 

失敗を成功に転換できるため、自分自身の成長にもつなげていくことができます。

 

楽天的に考えられる

楽天的な思考もレジリエンスが高い人の特徴の一つです。

 

困難や失敗に直面したとき、悲観的な考えに偏ると自ら選択肢を狭めてしまうことになります。

 

「まあ、何とかなるだろう」と楽観的に考えられれば、前向きな気持ちで取り組めるため、良い結果に結びつきやすくなります。

 

反対に、

  • 固定観念にとらわれすぎる
  • 感情の起伏が激しい
  • 自分自身を卑下するクセがある
  • 失敗を恐れすぎる
  • 悲観的思考が強い

といった特徴のある人は、「物事の捉え方を変える」「否定的な言葉を使わない」などを意識して、レジリエンスを高める必要があるでしょう。

 

レジリエンスを高めるメリット

レジリエンスを高めることで得られるメリットは、多々あります。ここでは、企業・従業員それぞれのメリットをご紹介します。

 

企業側のメリット

まずは、企業側のメリットから見ていきましょう。

 

人材確保

近年、仕事の量や質、人間関係で強いストレスを感じる労働者が増えており、それがきっかけで離職する人も多いです。

 

レジリエンスを高めると心が折れにくくなるため、必然的に仕事を続けやすくなります。また、ストレスとうまく付き合えるようになれば、成長の糧にもなります。

 

従業員のレジリエンス向上に積極的に取り組んでいることをアピールすれば、「長く働けそうな企業」という印象を与えられるため、採用の面でも有効に働くでしょう。

 

ダイバーシティの推進

少子高齢化やグローバル化が進む近年、ダイバーシティ・マネジメントは避けられない重要な取り組みになっています。

 

年齢、性別、国籍といった多様性を認め、異なる価値観を容認するには、組織のレジリエンスを高めなくてはなりません。

 

現在欧米では、グローバル化に対応できる組織づくりを目指して、多くの企業がレジリエンス理論にもとづいた人材育成や組織開発を行っています。

 

日本企業も国際競争力を高めるために、レジリエンスに関する講座や研修を積極的に導入していく必要があるでしょう。

 

企業価値の向上

現代はビジネス環境の変化が激しい時代です。

 

そのため、投資家たちは、適応能力や耐久力、逆境力といった組織レジリエンスの程度を投資の判断基準にしています。

 

よって、組織レジリエンスの強化に取り組むと企業価値の向上につながり、投資家との信頼関係も構築しやすくなります。

 

従業員側のメリット

つづいて、従業員側のメリットをご紹介いたします。

 

人間関係の改善

レジリエンスが高まると柔軟性が生まれるため、自分の考えに固執せず「そういう考えもあるのか」のように、周囲の意見を容認できるようになります。

 

また、職場での人間関係をポジティブに捉え、適度なものにしようと考えるようになるため、問題があっても解決に向かわせる効果が期待できます。

 

ストレスを成長の糧にする

過大なストレスは精神や肉体に悪影響を及ぼします。

 

しかし、米スタンフォード大学心理学者のケリー・マクゴニガル氏が「ストレスは人を成長させ、健康で幸せにする」と述べている通り、適切に向き合えば、健康や成長を促します。

 

レジリエンスを高めれば、いたずらに自分を追い込まず「今回は失敗したけど、こうすれば次は成功するはず」など、失敗を前向きに捉えられるため、成長につなげることが可能です。

 

正しい自己評価ができる

レジリエンスを高めるには、自分を客観視して強みや弱み、欠点、考え方などを把握するところから始まります。

 

正しく自分を認識できるようになれば、「何が足りないのか」「どういう点が優れているのか」を知ることができるため、自信を持てるようになります。

 

また、弱点を知ることで自己研鑽にもつながるため、成長の促進も期待できるでしょう。

 

新人・若手に求められるレジリエンス

新人や若手は、新たな業務や課題に直面したり、経験の浅さから失敗したりすることが多いです。

 

最近では、一度失敗しただけで「自分には向いていない」とくじけて離職してしまう人や、精神に不調をきたしてしまう人が増えています。

 

手間とコストをかけて採用した従業員に早期離職されてしまうのは、企業にとって大きな痛手です。

 

こうした事態を避けるためにも、新人・若手のうちに「楽観性」や「自尊感情」「チャレンジ精神」を育む必要があります。

 

近年の新人・若手の傾向

近年の新人や若手は、「失敗=悪いこと」と捉えてしまい、挑戦に前向きになれない人が多いです。

 

そのため、「失敗は悪いことではなく、きちんと内省すれば成長の糧になる貴重な体験だ」と理解させることが重要になってきます。

 

例えば、先輩社員の経験や研修を通して伝える、本人が失敗したときに適切なフォローやフィードバックを行うなどの方法が挙げられます。

 

また、目立つことをリスクと捉え、空気を読んで行動する人も多いです。

 

配慮や気配りはビジネスパーソンに重要なものですが、空気を読みすぎてしまうと、本人にとって大きなストレスになります。

 

周囲に振り回されず、「ありのままの自分」を受け入れるためにも、レジリエンスの向上は重要です。

 

リーダーに求められるレジリエンス

リーダーの仕事は課題解決や決断の連続です。

 

課題や目標を達成するために、乗り越えなければならない壁は数多く存在します。

 

「自分にならきっとできる」「自分には価値がある」といった自己効力感や自尊感情があれば、安定したメンタルで仕事を進められます。

 

また、近年はプレイングマネージャーも増えているため、膨大な業務やプレッシャーを抱えている人が多いです。

 

加えて、多様な部下や他部署、役職者とのやり取りなど、配慮すべき関係者が多く、場合によっては板挟みになることもあるでしょう。

 

こうした精神的負担から自分を守るために、レジリエンスが必要なのです。

 

3つの視点からレジリエンスを高める必要がある

新人や若手は自分自身のレジリエンス向上を求められます。

 

しかし、マネジメントを行うリーダーには、自分自身に加え、部下やチームのレジリエンスを高めなくてはなりません。

 

自分自身のレジリエンス

リーダーは、部下やチームのレジリエンスを高める役割も担っています。

 

そのため、まずは自分自身のレジリエンスを高め、難しい仕事もこなさせる土台を作らなくてはなりません。

 

ネガティブな発言や責任逃れをするような行動・態度を取ると、メンバーの信頼を失うだけでなく、職場の雰囲気を悪化させてしまいます。

 

部下のレジリエンス

現代の若年層は怒られ慣れておらず繊細な傾向にあるため、適切なフォローをしないと、早期離職につながりやすいです。

 

リーダーは、部下の感情コントロール力や自尊感情、自己効力感を高め、レジリエンスを向上させる必要があります。

 

部下のレジリエンスを高めれば、目標達成しやすくなります。

 

チームのレジリエンス

リーダー自身のレジリエンスは、チームのレジリエンス向上に大きな影響を及ぼしますが、それだけでは不十分です。

 

チームのレジリエンスを高めるには、視野を広く持ってチーム全体を把握することが重要です。

 

レジリエンスを高める方法

では、具体的にどうすればレジリエンスを高められるのでしょうか。個人ができるレジリエンスを高める方法を見ていきましょう。

 

感情をコントロールする

仕事には失敗がつきものです。失敗したとき、ネガティブな感情に捉われてしまうと成長のチャンスを逃すことになるため、感情のコントロールは欠かせません。

 

感情をコントロールするには「ABCDE理論」を活用しましょう。

 

ABCDE理論とは、

  • A(Activating event)…状況・出来事
  • B(Belief)…考え方・捉え方・ものの見方
  • C(Consequence)…感情・行動
  • D(Dispute)…Bに対する客観的な反論
  • E(Effect)…Dによる感情や行動

の4つの頭文字を取った心理療法の一つです。

 

これは、

出来事(A)は、考え方や受け止め方(B)によって変わり、その結果が感情や行動(C)を引き起こす。しかし、考え方や受け止め方を変えることで、適切な感情や行動ができる。 

というもので、感情コントロールに有効とされています。

 

簡単に言うと、起きてしまった出来事は変えられなくても、受け止め方次第で自分の行動や感情はポジティブなものに変えられる、という意味です。

 

思考のクセを把握する

レジリエンスを高めるには、思考のクセを把握することも重要です。

 

ポジティブ心理学の第一人者であるイローナ・ボニウェル博士によると人は、

  • 減点思考 …「自分には向いていない」
  • べき思考… 「~するべきだ」「~するべきじゃない」
  • 悲観思考 …「どうせうまくいくわけがない」
  • 無力思考 …「~だからできない」
  • 自責思考…「失敗したら自分のせいだ」
  • 他責思考…「失敗の原因は自分のせいじゃない」
  • 無責思考…「自分には関係のないことだ」

といった7つのネガティブな思考を持っていると指摘しています。

 

自分が陥りがちな思考のクセを把握して日常的にコントロールすることで、ネガティブな思考を改善できます。

 

ネガティブな思考を制御できれば、精神も安定するでしょう。

 

自尊感情を高める

自尊感情とは、自分には価値があると認識することです。

 

他人と比較して自分の至らないところにばかり目を向けるのではなく、長所や短所を含めた“ありのままの自分”を受け入れることが大切です。

 

自分の強みや弱みを把握してみましょう。

 

弱みは「飽きっぽい⇒好奇心旺盛」のように、捉え方次第で強みにもなるので、自分を受け入れやすくなります。

 

自己効力感を高める

自己効力感を高めると、困難な出来事や目標に対して「自分ならできる」と自信を持てるようになるため、達成率や・実現率が上がります。

 

また、周囲からの信頼も集めやすくなります。

 

自己効力感を高めるには、成功体験を積み重ねて成長していることを実感するのが重要です。

 

お手本となる人(ロールモデル)の成功体験を観察し、真似るのも効果があります。

 

レジリエンスを高める職場づくりのポイント

つづいて、レジリエンスを高めるための職場づくりのポイントについてご紹介いたします。

 

心理的安全性を高める

心理的安全性とは、メンバー一人ひとりが、チームに対して臆することなく自由に発言・行動できる状態のことです。

 

心理的安全性が保たれている職場では、良好な人間関係を築けるため、メンバーに余計なストレスがかからず、パフォーマンスも向上します。

 

心理的安全性の高い職場を作るには、「ミスをフォローする」「避難せず、解決策を探る」「上司が率先して自分のミスを共有する」など、失敗できる環境を整えることが重要です。

 

また、メンバーから意見を出しやすくなるよう、リーダーは率先して情報共有や意見交換を行いましょう。

 

消極的なメンバーには「~さんはどう思う?」と発言する機会を提供するのも有効です。

 

 

シナリオプランニング

シナリオプランニングとは、長期的視野で物事を捉えて、今後起こり得る出来事を複数予測し、準備しておく経営戦略手法です。

 

「将来どういった事態が起こり得るのか」複数のシナリオを予測し、それぞれの対策を準備しておくことで、突発的な環境変化が起きても迅速な対応が取れます。

 

環境への調和

石油会社大手ロイヤル・ダッチ・シェル社の研究結果をもとにまとめられた「企業生命力(アリー デ・グース著)」では、企業の寿命は環境との調和と関連性があると述べています。

 

社会や経済の変化が激しい環境において、企業が同じスタイルのまま適応し続けることはできないため、環境の変化に対応できないと企業の寿命は短くなります。

 

企業が生き残るには、環境の変化に柔軟に対応することが重要となるため、環境への調和に取り組むことでレジリエンスが高まります。

 

ブランド力や独自性

技術革新が進んだことで、消費者のニーズや価値観は複雑化・多様化し、高度なものになっています。

 

そのため、プロダクトのライフサイクルは短くなり、常に新しいものを求められる時代になりました。

 

一方で、長年人々から愛される商品・サービスがあります。

 

こうした商品・サービスに共通した特徴として、他企業と差別化されたブランド力や独自性を持ち、時代のニーズに合わせて形を変えている点が挙げられます。

 

レジリエンスの向上を図るには、ブランド力や独自性を高めるとともに、時代の変化に応じて柔軟に対応する姿勢を持つことが大切です。

 

企業も従業員もレジリエンスを高めることが重要

環境の変化が激しい時代において、環境に適応できる「レジリエンス」は、企業にとっても従業員にとっても重要な力です。

 

レジリエンスは鍛えることができるので、ご紹介したポイントを参考に実践して、企業と従業員ともにレジリエンスを高めましょう。

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