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面接に臨む前にしておくべき3つの準備

現場と協力し、ほしい人材の人物像を明確にする

どれほど優秀なエンジニアでも、現場で必要なスキルや志向にマッチしない方に来られても現場は困惑してしまいます。

 

人事を担当する人間として積極的に行動し、現場で必要な方の人物像について徹底したヒアリングを行いましょう。

 

ホワイトボード、もしくはA4用紙1枚と3色ボールペン

エンジニアには、ITの知識に乏しい社内の人間やクライアントにシステムの仕組みを説明するプレゼン力が求められます。

 

そこでホワイトボードや紙・ペンの出番。

 

「これで素人にでもわかるように、システムの仕組みを図解してください」という課題を面接の中で出すことができます。

 

ここで判断できる「図解説明力」は仕様書を作成する能力にも大きく関係しているので、経験者募集の際にぜひ試してみてください。

 

待遇面に関する情報を擦り合わせる

エンジニアの需要が高まっている今、給与などの待遇面に関する話が採用の成功を左右するケースも少なくありません。

 

経営陣と事前に相談し、支給できる額についての認識をあらかじめ共有しておくと、面接で給与の話になったときスムーズに交渉を進めることができるでしょう。

 

面接のNG例(1)

エンジニアの採用が上手くいかない原因は、採用する側に問題があるケースが多いです。

 

選考段階で応募者に辞退されたことがあるという方は特に注意し、面接の仕方を見直してみてください。

 

面接にエンジニアが参加していない

可能であれば、エンジニアや開発経験のある人事担当者が一次面接から参加できるよう取り計らうのがベストです。

 

一次面接で開発の知識に乏しい人事担当者が技術的な質問にあいまいな回答をすると、「この会社大丈夫かな」という不信感を持たれてしまいます。

 

逆に一次面接からITに関する話で盛り上がることがあれば、志望度はぐっと高まります。

 

前任者や周囲のエンジニアと同様のスキルを求め過ぎる

優秀なエンジニアほど、新しい言語の利用や経験のない分野の開発にも適応できる柔軟さを持っているものです。

 

しかし「前任者と同じスキルを持つ人がほしい」といって採用のハードルを高く設定してしまうと、期待以上に活躍してくれる可能性のあるエンジニアまで振り落としてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

どんなスキルが必須で、何が歓迎なのかを客観的に判断し、会社が出している求人票や採用基準を見直してみましょう。

 

面接のNG例(2)

応募者の魅力を引き出す努力をせず、質問に終始する

応募者がプレゼン力のあるエンジニアであれば問題ありませんが、高度な技術を持っていても、それを積極的にアピールするのが得意でないエンジニアも大勢います。

 

「詳しく話してくれないのでわからなかった」という受け身の姿勢は捨て、「どんな仕事をしていましたか?」「そのときどんなことを考えていましたか?」など、応募者の得意分野と思われる話題については特に掘り下げをしてあげることも必要です。

 

志望動機を掘り下げようとする

「当社の志望理由を教えてください」という質問は採用面接の常套句ですが、最近の傾向として、中途採用の面接では特に志望動機を聞かない、聞いても重視はしないという企業が増えてきました。

 

理由としては、転職理由や今後目指したいキャリアなどを聞ければ、応募者が前の職場で感じていた課題や転職先に求めていることがある程度把握できるためです。

 

慣例に囚われず、業務経験や転職理由、これからやってみたい仕事内容などを深く掘り下げ、面接の時間をより有意義なものにしていきましょう。

 

優秀なエンジニアを見極めるための質問

現場のニーズを満たす技術力はもちろんですが、技術力だけで優秀なエンジニアかどうか判断するのは早計です。

 

さらなる成長が見込める人材が持っていることの多い、「論理的思考」「向学心」を判断できる質問例を見てみましょう。

 

論理的思考を判断する質問

【Q1】これだけは譲れない「こだわり」を教えてください。

【Q2】AppleとGoogleとMicrosoft、どの企業が好きですか?もしくは他に好きなIT系企業はありますか?

【Q3】あなたにとって質の良いシステムの定義とは?

 

上記の質問に答えてもらった後、必ず二度ほど「なぜそう思うのか」と質問してください。

 

質問に対して論理的な回答ができているか、話す内容に矛盾がないかどうかを冷静に判断しましょう。

 

適切な答えが返ってくれば、エンジニアとして高い基礎能力を持つ人材と言えます。

 

向学心を判断する質問

【Q】直近1年で読んだ技術本と非技術本で、印象に残った本を1つずつあげてください。

 

ポテンシャル採用で特に重視したいのが「向学心」です。

 

常に勉強を欠かさず、新しい知識を得ようとする姿勢は簡単に身につくものではありません。

 

淀みない回答ができれば、継続して勉強ができる人と判断していいでしょう。

 

技術本に関してわからないことがあれば、応募者の回答をメモした上で後ほど社内のエンジニアに詳細を尋ね、フィードバックをもらうようにしましょう。

 

まとめ

客先常駐をお願いするエンジニアにはコミュニケーション力が必要になり、システムの企画や上流工程から開発を担当するエンジニアには提案力やプレゼン力が別途求められるなど、エンジニアに任せるポジションや役割に応じて、質問内容は適宜変更していくことが必要となってくるでしょう。

 

どのような場合も、現場から要望を聞き取ったり、エンジニアに面接への同席をお願いしたりといった形で、実際に現場で働くエンジニアの協力が不可欠であることに変わりはありません。

 

常に準備を怠らず、現場と応募者の希望に寄り添う環境を整えてから面接に臨むようにしましょう。

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