長い新卒採用活動を無事終了し、内定者を確保できたとしても、4月の入社までに辞退されてしまっては元も子もありません。

 

内定者の気持ちを繋ぎとめ、自社に入社してもらうために定期的な接点を持つことはとても重要になってきます。

 

ここでは、そんな接点の場となる内定者懇親会について、触れてみたいと思います。

 

内定者懇親会をやる意味・理由は?

そもそも内定者懇親会は、内定者とのコミュニケーションを深め、より強く入社意志を固めてもらうために実施します。

 

言い換えてみれば、内定者を出した学生の気持ちをしっかりとつかむことが大切で、食事やイベントなど交えながら学生に楽しんでもらえるような懇親会を多くの企業が実施しています。

 

会社説明会・筆記試験・面接など、これまでの選考ではどちらかというと会社側に選択権がある状態でしたが、内定者懇親会の場合は立場が逆転します。

 

ですから、内定者の学生に最終的に選んでもらえるために、いかに会社の良さや魅力をアピールしていくかが大きな焦点になるといえます。

 

また、内定者からすれば、同期にどのようなメンバーがいるのかを確認する場でもあり、先輩社員や将来の上司にあたる社員との最初の接点にもなりえる場でもあります。

 

そういう意味も含めて、円滑な交流が実現できるよう様々な手段を講じていくことが、人事担当の役割と言えるでしょう。

 

内定者懇親会をやる目的をしっかり決めておく

実際に、どのように内定者懇親会を実施していけばよいのでしょうか?

 

まず一番最初に取り組むべきことは、その内定者懇親会の目的を明確化しておくということです。

  1. 内定者の不安を払拭する

     

  2. 内定者同士や在職中の社員とのコミュニケーションを深める

     

  3. 簡単なワークショップで仕事を知ってもらう

など、大きな目的を事前に決めておくことで、内定者懇親会をどのようなイベントにしていくかの指針が見えてきます。

 

もちろん、大前提としてあるのは、内定者が「この会社を選んでよかった」と思ってもらえる着地を目指すことです。

 

明確化した目的を通じて、しっかりと筋道立てて、内定者懇親会のプログラムを企画していくことで、より有意義で価値のある内定者懇親会を実施することができます。

 

おすすめのワーク・ゲームの紹介

内定者懇親会の最初の障壁となるのは「内定者たちの緊張」。

本音が聞きたくても、コミュニケーションを深めたくても、内定者がリラックスしていないとイマイチ盛り上がらない内定者懇親会になってしまいます。

 

そんなときに有効になるのが「ゲーム」です。

 

ここでは、内定者懇親会で盛り上がるゲームの一例をご紹介します。

 

自己紹介ゲーム

内定者懇親会で自己紹介を実施することが多いかと思いますが、そんな自己紹介をちょっと工夫して面白いゲームにすることが可能です。

 

たとえば、「自己紹介の中に1つウソを入れてそれを当てる」「自己紹介にちょっと意外な一面を書いてもらう」など、少し変化を付けるだけで大いに盛り上がる内容になります。

 

お題を決めたトークゲーム

カードやくじ引きなどでたくさんの「話のお題」を用意し、内定者にランダムに選んでもらって、そのお題にそったお話をしてもらうというゲームです。

 

初対面の方と話すことが苦手という内定者でも、お題に沿って話せるので、みんなで楽しく盛り上がることができます。

 

社員インタビュー

内定者と社員が参加している場合は、内定者の方に社員のインタビューをさせてみてはいかがでしょうか。

 

社員と内定者がインタビューを通じて自然と話すことができますし、インタビューで聞く内容を工夫することで、ちょっと面白いゲームになります。

 

グループ型のゲーム

脱出ゲームやグループワークの延長など、内定者や参加した社員などでいくつかのチームに分け、お互いに勝敗を競い合うというものです。

 

自然と交流が生まれてきますし、何より一緒に何を頑張ることで、内定者同士のきずなが深まります。

 

マイナスイメージに繋がりやすいこと・注意点

内定者懇親会を行ううえで、注意すべきポイントをいくつかまとめてみました。

 

社員や人事担当の対応が良くない

特定の内定者ばかり優遇するような対応をしたり、不遜な態度で内定者と接するなどは、内定者懇親会ではNG。

 

また、フレンドリーに接しすぎて、聞かれたくないような事情にまで触れてしまうと、内定者の心は離れていってしまいます。

 

そうならないよう発言や対応にはしっかりと配慮して実施していきましょう。

 

交通費の支給がない、強引に参加させられた

内定者懇親会といえども、会社のイベントとして実施する訳ですから、交通費や案内などのフォローは充実させたほうが無難です。

 

また、内定者がどうしても参加できない場合もありますので、何度も参加意思を確認したり参加を催促するような進め方は、かえってマイナス効果になります。

 

イベントの実施回数が多すぎる

内定者フォローに熱が入りすぎるあまり、内定者懇親会を何度も何度も実施するのは、かえって学生の負担になってしまいます。

 

通常は数か月に1回程度、多くても月に1回ぐらいにとどめておくことが無難です。

 

まとめ

内定者にとって、就職活動終了後の学生生活は悔いが残らないように過ごしたいものです。

 

そんな学生の気持ちを汲み取りながら、節度をもって目的に応じて様々な工夫をしながら内定者懇親会を実施していけば、採用の成功に大きく繋がってきます。

 

人事担当にとって、新卒採用の佳境ともいえる内定者懇親会、ぜひ、有意義に活用してください。

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