売り手市場が続いている関係で、「新卒の応募者が集まらない」など採用活動にお悩みの企業も多いのではないでしょうか。

 

最近では新卒社員よりもビジネスマナーなどが身についており、中途社員よりも柔軟性に優れた「第二新卒」が話題となっています。

 

新卒採用が厳しい現在、第二新卒に活路を見出す企業が続々と増えています。

 

今回は、第二新卒の採用についてメリット・デメリットや注意点などを詳しくご紹介していきます。

 

第二新卒とは?

明確な定義はありませんが、第二新卒とは『新卒で企業へ就職してから3年以内に離職した若手人材もしくは、25歳前後の人』が対象とされることが多いです。

 

第二新卒という言葉が生まれたのは、2010年に青少年雇用機会確保指針改正されたことがきっかけと言われています。

 

景気低迷によって新卒採用されなかった既卒者が増加したことで、政府が卒業後3年以内の既卒者は新卒枠で応募受付をするよう企業へ要請したため、徐々に第二新卒を取り入れる企業が増えてきました。

 

さらに厚生労働省によると、新卒就職者が3年以内に離職する割合は新規大卒就職者で31.8%という調査結果が出ています。

 

少子高齢化による新卒応募者の減少や早期離職者の多さも相まって、『新卒採用の補填』や『早期離職者の欠員補充』の目的として第二新卒が注目されるようになりました。

 

第二新卒を採用するメリット

教育にかかるコストを削減できる

短期間であっても社会人経験のある第二新卒は、社会人として最低限のビジネススキルやマナーを前職で教育されているケースが多いです。

 

新卒のように一から教える手間がない分、新人教育に掛ける時間やコストを削減できます。

 

適応力が高い

キャリアのある人を中途で採用すると、前職のカラーが強く残っていて新しい職場のやり方に馴染めないというケースは多々あります。

 

第二新卒は、就職していても早期に会社を退職しているため、前職の影響が強くありません。

 

若くて経験が少ない分柔軟性があり、新しい職場へ入っても適応しやすいため、比較的容易に教育できます。

 

新卒採用では巡り合えない人材と出会える

新卒時の就活では、適性などを考えずに大企業へ応募し、「入社してみたら合わなかった」というケースが多いです。

 

しかし、第二新卒は会社とのミスマッチを経験している分、次は自分に合った会社に就職したいという気持ちが強くなっています。

 

そのため、適性や待遇、仕事内容などを十分に検討し、自分に合った職場として中小企業へ入社するケースも多いです。

 

このように、新卒採用時には巡り合えなかった人材との出会いは第二新卒のメリットと言えるでしょう。

 

入社のタイミングを調整できる

新卒採用の場合、採用スケジュールはある程度決まってしまっているため、内定から入社まで半年以上期間が空いてしまうケースも少なくないです。

 

期間が空くと入社意欲が薄れてしまい、内定辞退のリスクが増加してしまいます。

 

一方、第二新卒は中途と同様に通年採用ができるため、入社するタイミングを調整することができます。

 

第二新卒を採用するデメリット

早期離職の可能性がある

近年は転職に対する抵抗が少なくなっています。

 

若い年代ほどその傾向が強いことから、20代中盤の第二新卒は企業との相性が良くないと感じた場合、再び転職してしまう可能性が考えられます。

 

早期離職を防ぐためには、求める人材像を明確にし、採用時にしっかりと見極められるようにしておくことが重要です。

 

即戦力にはならない

中途採用は即戦力を期待して採用することが多いですが、第二新卒は中途に比べると経験が少ないため、『社会人経験のある新卒』と同じような位置づけです。

 

「基本的なビジネスマナーは身についているけれど、即戦力にはならない」ことを前提に採用活動をしましょう。

 

即戦力として期待をするとミスマッチの原因になるため、ポテンシャルを評価した採用基準にする必要があります。

 

第二新卒を面接する際のポイント

第二新卒の採用面接では、以下のようなポイントに留意する必要があります。

 

退職理由を聞く

第二新卒は、前職を早期離職しているため、「また、すぐに辞めてしまうのでは?」と懸念する企業も多いと思います。

 

しかし、前職の退職理由を聞くことで、応募者がどういった特性を持っているのかを把握することができます。

 

その退職理由から自社にマッチした人材か、応募理由と矛盾している点はないかなどを見極めることもできますので、退職理由は丁寧に聞くようにしましょう。

 

当たり前ですが、決して無理に聞き出すことはしないようにしてください。

 

成功談と失敗談を聞く

短い期間であっても、仕事を通じて学ぶことは多いはずです。

 

前職での成功談や失敗談、自分なりに工夫したことなどを質問すると、応募者の仕事に対する姿勢を知ることができます。

 

素直さや柔軟性は、職場や仕事内容にかかわらず重要なポイントになりますので、必ず応募者の経験談を確認するようにしましょう。

 

第二新卒の採用にオススメの媒体

Re就活

Re就活は20代の若手人材が集まる転職サイトで、なんと会員の9割以上が20代となっています。

 

また、会員の約7割が社会人経験を持っており、四大卒は約8割にも上ります。

 

若手で働く意欲の高い求職者が多いのが特徴です。

 

Re就活は社会人経験のある若者が非常に多いため、第二新卒採用に適した媒体となっています。

 

マイナビ転職

さまざまな経験職種の人がまんべんなく登録しているため、希望の人材を見つけやすいです。

 

マイナビ転職では、会員の約6割が20代~30代の若手社会人なので、『若手人材の採用に強い』という特徴があります。

 

若手が多く、就業中や離職中でも社会人経験がある人材も多いため、第二新卒採用にもオススメできる媒体です。

 

リクナビNEXT

マイナビ転職と比べると若干年齢層は高くなりますが、登録者数が国内最大級のため、若手の採用にも強みを発揮します。

 

応募要件に合った求職者の中から、応募する可能性の高い求職者を判別し、オファーメールを送ることができるため、効率的に若手応募者集めができます。

 

リクナビNEXTはとにかく登録者数が多いため、どの採用形態にも対応できる媒体です。

 

第二新卒者も多く登録されているため、オススメできる媒体です。

 

まとめ

今回は第二新卒の採用についてご紹介しました。

 

第二新卒は、ビジネスマナーやビジネススキルを身に着けていて、柔軟性も持ち合わせている若手を採用できるなど多くのメリットがあります。

 

中途採用とは違いポテンシャル採用とはなりますが、退職理由や前職での経験を聞き出すことで、自社とのマッチ度を測ることも可能です。

 

新卒採用で思ったような成果が得られない企業は、第二新卒の採用も検討されてみてはいかがでしょうか。

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