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外国人雇用の現状とは

そもそも、日本での外国人雇用の現状はどのようになっているのか気になりますよね。

 

パーソル社の調査によると、外国人の雇用に関する今後の見通しは以下のように考えているという結果が出ました。

 

参照:パーソル総合研究所「外国人雇用に関する企業の意識・実態調査」

 

外国人を正社員で雇用していく予定と答えたのが73.7%、パート・アルバイトで雇用していく予定と答えたのが67.4%、技能実習生として増やしていく予定と答えた のが71.9%と、全てにおいて高い水準で外国人雇用を増やしていきたいという意向があるようです。

 

また、すでに外国人雇用をしている企業が人材確保全体の中の施策として最も優先度が高いと答えたものが「外国人採用・活用強化」でした。

 

参照:パーソル総合研究所「外国人雇用に関する企業の意識・実態調査」

 

その反面、現在は外国人を雇用していない、今後外国人の雇用を検討している企業では、18個の施策の中の12番目と、施策の中でも優先度は低いという結果になりました。

 

参照:パーソル総合研究所「外国人雇用に関する企業の意識・実態調査」

 

これらの結果から、外国人雇用の経験が無いとその複雑さや問題点からあまり前向きな検討ができないものの、一度経験してやり方さえ知ってしまえば、そのメリットの大きさから積極的に外国人雇用に取り組むということが読み取れますね。

 

少なくとも、繰り返し外国人雇用を検討する企業が多いという結果から、外国人雇用そのものがメリットの大きい手段であることは予想ができると思います。

 

外国人を雇用するメリット

外国人雇用を検討している企業は思っていたより多いという結果がでましたね。

 

しかし、未だ経験のない企業では外国人雇用に対して消極的であるということもわかりました。

 

外国人雇用はうまく活用するととてもメリットのある手法です。

 

ここでは、外国人を雇用するメリットについて雇用側、労働者側それぞれの目線でみていきましょう。

 

雇用側のメリット

労働力が確保できる

まずは労働力の確保です。

 

国内の労働人口が減っている現在、大人数の採用は難しいのが現状です。

 

しかし、国内から海外に視点を変えると、職を探している人はたくさんいます。

 

こうした点から、外国人雇用は労働力の確保に最適なのです。

 

優秀な人材を確保できる

日本語は世界の言語の中でも最も難しい言語の一つとして挙げられます。

 

そんな言語を母国語ではないにも関わらず習得している人材というのは非常に優秀である可能性が高いのです。

 

また、海外にわたってまで働きたいという意思を持っているという点においても、仕事への意識が高く、社内にも活気が溢れるケースがあるようです。

 

海外進出の際に活躍してもらえる

もしあなたの会社が海外進出を考えている場合、雇用している外国人が活躍してくれることでしょう。

 

言語の問題はもちろんですが、その国の文化を知っているという点は進出する際に必要な情報収集やマーケティングの際に力を発揮してくれるでしょう。

 

外国人ならではのアイデアが得られる

日本とは違う環境で育っている分、発想や考え方にも日本人とは異なる部分があります。

 

そうしたところから新しいアイデアが生まれることもあるでしょう。

 

今までにない斬新なアイデアが生まれることで、社内の活性化にもなり、新しいチャンスをつかめるかもしれません。

 

労働者側のメリット

海外と比べて制度が整っている

日本では健康保険や雇用保険といった制度がしっかりとしており、外国人労働者は安心して働くことができます。

 

また、交通費支給や福利厚生といった制度も海外に比べて充実していることが多く、外国人労働者にとっては魅力と感じているようです。

 

レベルの高い仕事が学べる

接客や顧客対応など、日本の仕事レベルは非常に高いといわれています。

 

そういった環境で働けることが外国人労働者にとっての大きなメリットなのです。

 

また、海外に出てまでレベルの高い仕事をしたいと感じている外国人はそれだけ仕事への意識も高いため、新しい仕事にも積極的に挑戦してくれるでしょう。

 

安定した雇用を手に入れられる

主に正社員の場合ですが、日本では海外と比べて不当解雇の件数も少なく、解雇されたとしても多くの保障があるため、安心して働くことができます。

 

外国人を雇用する際の問題点と課題

雇用側にも労働者側にもこれだけメリットがあるのになぜ実行しない企業があるのか。

 

それは、他にデメリットや課題があるためですね。

 

外国人を雇用するにあたり発生し得る問題点と課題についてみていきましょう。

 

コミュニケーション問題

外国人雇用の問題点として一番に思い浮かぶ問題だと思います。

 

もし会社内に英語が話せる人がおらず、採用する外国人労働者が英語しか話せない場合、仕事にならないことは誰が見ても明白ですね。

 

また、日本人特有の「察してくれるだろう」というコミュニケーションが外国人には通用しないこともよくあるようです。

 

しっかりと説明する、より伝わりやすいよう工夫するなどして円滑なコミュニケーションが取れるよう考える必要がありますね。

 

文化の違いによるすれ違い

言語と同じくらい知っておくべきなのが文化による違いです。

 

日本では特に何も言われないような行動でも、その国ではタブーとされている行動の場合もあります。

 

外国人を雇用する場合、その国の文化や風習などについても調べておく必要がありますね。

 

雇用手続きの複雑さ

実際に外国人雇用に興味があっても手続きの複雑さにあきらめた方もいるのではないでしょうか。

 

外国人を雇用する場合、日本人の雇用とは異なる手続きが必要になります。

 

どこで求人を出せばいいのか、書類は何が必要なのか、就労ビザって聞いたことはあるけど…というように悩みは尽きないと思います。

 

初めての外国人雇用の場合はどうしても時間がかかってしまうかもしれません。

 

外国人を雇用する方法

外国人雇用の魅力と問題点についてご紹介しましたが、やはり大きなメリットがあるために外国人雇用を検討する企業は多いと思います。

 

ここからは、具体的にどのように雇用を進めていけばいいのかをご紹介していきます。

 

外国人を雇用する目的を明確にする

前項でも述べたように、外国人を雇用することは大きなメリットがある反面、国や言語、文化の違いなどからトラブルになってしまう可能性も少なくありません。

 

そんな中で、ただ日本での採用が上手くいっていないからという理由で外国人を雇用してしまっては、雇用してからのトラブルで余計に人材問題が悪化する可能性もあります。

 

まずはなぜ外国人を雇用したいのかを明確にしましょう。

 

その上で、自社に必要な外国人人材はどのような人物かを考えて採用計画を立てることで採用のミスマッチや採用後のトラブルを減らすことができます。

 

在留資格の確認

雇用対象者が日本国内にいる場合はまず、「在留資格」を確認しましょう。

 

在留資格とは、外国人が日本に滞在するために必要な滞在資格です。

 

その人の在留資格によって就ける仕事も決まるため、かならず最初に確認が必要です。

 

ちなみに、在留資格のカテゴリーは「我が国で就労する外国人のカテゴリー」で確認できます。

 

また、国内に在籍していない場合、この在留資格を取ってもらう必要がありますが、在留資格取得にはそれぞれの要件を満たす必要があります。

 

この在留資格がしっかりと満たされていないとそもそも働いてもらうことができないため、しっかりと確認しましょう。

 

初めての外国人雇用で難しいという方は、外部に委託できるサービスもあるため、外国人雇用のノウハウを持った会社に依頼するのも方法の一つですね。

 

雇用契約内容の確認

外国人労働者を雇用する場合、雇用契約の内容にはより一層慎重に決定する必要があります。

 

この契約内容は万が一トラブルが発生した場合の証明書にもなります。

 

お互いの意識をしっかりと合わせる目的としても、契約内容についてはしっかりと労働者と話し合って決めていく必要があるでしょう。

 

求人募集

外国人の募集方法はいくつか種類があります。

 

最もポピュラーな方法は日本人採用と同じく求人広告や求人サービスを利用することです。

 

外国人採用に特化したキャンペーンや特設ページを用意しているケースもありますね。

 

また、LinkedInやIndeed、wantedlyといった海外展開している求人サービスを活用するのも有効な手段の一つですね。

 

大学とつながりのある企業では、外国人留学生を紹介してもらい、直接コンタクトを取って採用することもあるようです。

 

外国人であれど、募集方法は日本人の採用と大きくは変わらないのですね。

 

外国人雇用に便利なサービス

外国人雇用はその煩雑さゆえに敬遠されがちですが、そんな方々をサポートするためのサービスもあります。

 

その中でもおすすめのサービスをいくつかご紹介していきます。

 

Bridgers

Bridgersは海外在住の人材と海外現地で実際に面接ができるサービスです。

 

面接の実施には費用がかからず、完全成功報酬型となっています。

 

Bridgersを利用した採用における内定承諾率は92%と非常に高い水準になっており、企業・求職者から非常に評価されているサービスです。

 

また、現地への移動や当日の面接開催のサポート、内定後のフォローに至るまでトータルで外国人雇用をサポートしてくれる点がとても魅力的です。

 

同社では、外国人求職者との国内面接サービスやエンジニアの外国人雇用に特化したサービスなども取り扱っているなど、外国人雇用のエキスパートといえるでしょう。

 

Bridgersのサイトはこちら

 

外国人の就労ビザ申請代行センター

外国人雇用の難所ともいえる就労ビザ取得のサポートが受けられます。

 

初めての外国人雇用だと就労ビザの取得はどうしても複雑だと感じてしまうかもしれません。

 

そんな不安を解消してくれるサービスです。

 

外国人の就労ビザ申請代行センターのサイトはこちら

 

YOLOバイト

最近注目を集めている外国人の採用サイトです。

 

国内最大級の規模を誇っており、メディアにも掲載されている注目のサイトです。

 

220ヵ国以上、15万人以上の外国人人材リストにアプローチができます。

 

YOLOバイトのサイトはこちら

 

【おまけ】特定技能雇用について

2019年4月の改正入管法しこうにより、特定の14業種では「特定技能」という新しい在留資格で外国人を雇用できるようになりました。

 

しかし、これについて調査を行ったところ、特定技能雇用は検討していない、そもそもよく知らないという回答が全体の63.6%も占めており、企業がまだ積極的には動き出していない現状が見て取れます。

 

参照:パーソル総合研究所「外国人雇用に関する企業の意識・実態調査」

 

優秀な外国人の雇用はあなたの会社の救世主に!?

外国人の雇用は普通の雇用に比べて少し煩雑にはなりますが、多くのメリットもあります。

 

特にこの採用難の時代では、候補人材の母数を増やすのにとても有効な手段です。

 

ぜひこの記事を参考にして、優秀な外国人を採用してみてください。

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