愛媛県の特色まとめ

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地理

県庁所在地   松山市
地域区分 東予地方 新居浜市、四国中央市、西条市、今治市、越智郡(上島町)
中予地方 松山市、伊予市、東温市、上浮穴郡(久万高原町)、伊予郡(松前町、砥部町)
南予地方 宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、喜多郡(内子町)
西宇和郡(伊方町)、北宇和郡(松野町、鬼北町)、南宇和郡(愛南町)
人口   1,334,841人(全国第28位)
特長  
  1. みかんの産地
  2. 道後温泉が最大の観光名所
  3. 県内は中予・東予・南予の3地域に分けることができる
  4. 夏目漱石・正岡子規・大江健三郎など日本文学にゆかりのある土地としても知られている

観光

観光地 中予地区 道後温泉松山市
夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台としても有名な道後温泉。小説に登場する「坊ちゃんの間」と展示室の見学もすることができます。温泉街となっているんで、ブラブラと歩くだけでも雰囲気を味わえます。
ジブリ作品の「千と千尋の神隠し」の舞台である湯屋のモデルとなったのが、この道後温泉本館です。
四国カルスト上浮穴郡
愛媛県と高知県のギリギリの県境にある四国カルストです。両県をまたがる広いカルスト台地。
日本の三大カルストとも呼ばれ、標高は1000mを越える広々とした高原はとても爽やかで空気も澄んでいます。
松山城松山市
松山のほぼ中心、勝山山頂に建つ名城。標高132mの勝山の山頂に佇み、市内のほとんどの場所から目にすることができる。姫路城・和歌山城とともに、日本三大連立式平山城の一つとして数えられている。
慶長7年(1602年)に賎ケ岳七本槍の1人加藤嘉明によって、築城が開始され、20年以上かけて完成。
東予地区 石鎚山(いしづちやま)
たった8分間、ロープウェイに乗るだけで、西日本最高峰「石鎚山」の中腹1300mの地点に到着します。
石鎚山は日本百名山の一つで、西日本最高峰の山。
タオル美術館ICHIHIRO今治市
タオルアートが楽しめるちょっと珍しい美術館の観光スポット。
今や世界に名だたる今治タオルですがそのタオルの製造過程を見学、購入出来るタオル美術館はいつ訪れても飽きのこない場所です。
◇坊ちゃん列車:松山市
 ∟松山市内を走る路面電車
◇坂の上の雲ミュージアム
 ∟司馬遼太郎の人気小説「坂の上の雲」の資料が展示されているミュージアム
◇今治城
 ∟日本三大水城とも呼ばれる今治城は水に囲まれたお城。藤堂高虎が築城し、城内の港として
 国内最大級の船入を備えた日本屈指の海城
瀬戸内しまなみ海道
芸予諸島の島伝いに、今治と尾道を結ぶ延長59.4kmの自動車専用道路。歩行者、自転車、125cc以下の自動二輪
および原動機付き自転車の専用道路が併設されている。
◇下灘駅
「日本で一番海に近い駅」としてカメラマンの間で知られていた下灘駅は、映画の舞台となるなどフォトスポットとして有名。
南予地区 青島:大洲市:松山市
夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台としても有名な道後温泉。小説に登場する「坊ちゃんの間」と展示室の見学もすることができます。温泉街となっているため、歩くだけでも雰囲気を味わえます。
ジブリ作品の「千と千尋の神隠し」の舞台である湯屋のモデルとなったのが、この道後温泉本館です。

特産品

食品 食品
  1. 温州みかん:全国都道府県別・収穫量第3位
  2. 伊予柑:全国都道府県別・収穫量第1位、全国の90%近くを生産
  3. キウイ:全国都道府県別・収穫量第1位
  4. 岬あじ・岬さば:関アジ・関サバと同じ海域で一本釣りで釣り上げるアジ・サバ
  5. 牡蠣:御荘湾産の特産品
  6. 真鯛:養殖量日本一
  7. 由良地鶏:2001年度に開発されたばかりのまだ数の少ない地鶏
  8. 鬼北の熟成雉:キジ肉のしゃぶしゃぶなどキジ肉料理
料理
  1. 緋の蕪漬:真っ赤なカブの酢漬物
  2. 五色そうめん:黄(卵)・緑(抹茶)・赤(梅肉)・茶(そば粉)・白の五色の伝統そうめん。
  3. タルト:愛媛の代表的銘菓
  4. じゃこてん:魚の加工品づくりが盛んで、その代表的なものに「じゃこ天」である。
  5. 鯛めし:漁師が火を使えない船の上でも簡単につくれる料理として食べたのが始まりといわれている
  6. 鯛そうめん:松山や宇和島、大州などの南予地方のお祝いの席に欠かせない料理・鯛そうめん。
  7. 今治焼きとり:北海道室蘭市、埼玉県東松山市と並んで、日本3大焼き鳥の街と言われる今治市。
  8. てっぱんナポリタン:愛媛県西条市のご当地グルメ。鉄板の上にナポリタンスパゲッティを提供するスタイル
  9. 坊ちゃん団子:松山土産の代表
工芸品 工芸品
  1. 砥部焼:国指定伝統的工芸品。
  2. 大洲和紙:国指定伝統的工芸品。
  3. 伊予絣:民芸伊予かすり会館。
  4. 真珠:宇和海は真珠の養殖地。

産業

産業 拠点がある有名企業

ユニ・チャーム株式会社(四国中央市)
大王製紙株式会社(四国中央市)
今治造船株式会社(今治市)
日本食研ホールディングス株式会社(今治市)
株式会社伊予銀行(松山市)

主要産業

1位:製造業
2位:卸売・小売業
3位:医療・福祉

産業別就業者の割合

◇第一次産業 約7.7%
◇第二次産業 約23.1%
◇第三次産業 約66.7%

名目県内総生産額 約4兆9,882億円
産業に関する施設・史料館

◇マイントピア別子
日本三大銅山のひとつであった別子銅山の産業遺跡を活かした観光施設。道の駅マイントピア別子を併設する。
最後の採鉱本部が置かれていた端出場地区を開発した端出場ゾーンと、最盛期の拠点であった東平地区を開発した東平ゾーンに分かれている。

◇アサヒビール四国工場
アサヒビール四国工場では、アサヒビールが出来上がるまでの工程を工場見学することができる。ビールの仕込みや発酵・熟成、瓶詰め、缶詰など一連の製造工程は一見の価値あり。

性格

県民性 全体 瀬戸内海沿いに細長く延びた愛媛県。東予、中予、南予の3つの地方からなり、県民性もそれぞれ異なるのが特徴。臨時収入を得たら、愛媛県人は「何か買う」のが県民性といわれているが、実は、東予は「商売につぎ込み、倍に」、中予は「貯蓄して、利息を」、南予は愛媛県人のイメージどおり「散財する」というように、三者三様。ただ、全県的にはのんびり屋で、強欲でなく、ほどほどに楽しめればよしという性格。人見知りで、初めての人に会うのを億劫がる傾向も。瀬戸大橋が開通するまで、四国は離島だったため、古くからの県民性を保っていたが、徐々に変化の兆しも。人当たりがよく付き合いやすい。
男性 陽気で親切で素朴。情に厚く正直。地域によって性格が異なる。東予は勤勉で粘り強い、昔の徳島商人体質。
中予は香川風の文人肌。南予は陽気で豪気な高知風。
女性 東予は、明るく気さく。バイタリティや行動力もある。その一方でドライな一面も。
中予は、のんびりとした性格で、社交的で細かいことは気にしない姉御肌タイプ。何事にも堅実。
南予は、おおらかで情熱的なタイプ。芯が強く好奇心も旺盛。新しいもの好きだが、安易に流されることはない。

歴史(人物)

歴史上有名人  

※ゆかりの人物※
藤原純友
平安時代中期頃の貴族、海賊。右大弁藤原遠経の孫。
瀬戸内で朝廷に対し反乱を起こしたことで知られる。純友の乱は関東で平将門が起こした乱と併せて承平天慶の乱と呼ばれる。
伊予守藤原元名に従って伊予掾として、瀬戸内に跋扈する海賊を鎮圧する側にあった。
しかしながら、元名帰任後も帰京せず伊予国に土着する。承平6年(936年)頃までには海賊の頭領となり、伊予(愛媛県)の日振島を根城として千艘以上の船を操って周辺の海域を荒らし、やがて瀬戸内海全域に勢力をのばした。

関東で平将門が乱を起こした頃とほぼ時を同じくして瀬戸内の海賊を率いて乱を起こし、藤原純友の勢力は畿内に進出、天慶2年(939年)には純友は部下の藤原文元に摂津国須岐駅にて備前・播磨国の介(備前介:藤原子高、播磨介:島田惟幹)を襲撃させ、これを捕らえた。翌天慶3年(940年)には、2月に淡路国・8月には讃岐国の国府を、さらに10月にはついに大宰府を襲撃し略奪を行った。
朝廷は純友追討のために追捕使長官:小野好古、次官:源経基、主典:藤原慶幸・大蔵春実による兵を差し向け、天慶4年(941年)5月に博多湾の戦いで、純友の船団は追捕使の軍により壊滅させられた。
純友は子息の藤原重太丸と伊予国へ逃れたが、同年6月に伊予国警固使橘遠保により討たれたとも、捕らえられて獄中で没したともいわれているが、資料が乏しく定かではない。また、それらは国府側の捏造で、真実は海賊の大船団を率いて南海の彼方に消息を絶ったともいわれている。
将門の乱がわずか2ヶ月で平定されたのに対し、純友の乱は2年に及んだ。

  【村上水軍】
日本中世の瀬戸内海で活動した水軍(海賊衆)である。その勢力拠点は芸予諸島を中心とした海域であり、後に大まかに能島村上家、来島村上家、因島村上家の三家へ分かれた。
村上 通康は戦国時代の伊予国の武将。河野氏の家臣。村上水軍(来島水軍)の大将。来島城主。
能島村上氏が東寺領の弓削庄付近で海上警護を請け負っていたという。南北朝時代には、因島、弓削島などを中心に瀬戸内海の制海権を握っており、海上に関を設定して通行料を徴収したり、水先案内人の派遣や海上警護請負などを行っていた。
戦国期には因島村上氏が毛利氏に臣従した。来島村上氏は河野氏に臣従し、村上通康は越智姓を名乗ることを許された。能島村上氏は河野氏と友好関係を持っていたが、臣従はしなかった。その後は中国地方に勢力を張る毛利水軍の一翼を担い、1555年(弘治元年)の厳島の戦い、1561年(永禄4年)の豊前簑島合戦、1567年(永禄10年)からの毛利氏の伊予出兵、1576年(天正4年)の第一次木津川口の戦いなどが知られている。
 

正岡子規
日本の俳人、歌人、国語学研究家。名は常規(つねのり)。
俳句、短歌、新体詩、小説、評論、随筆など多方面に亘り創作活動を行い、日本の近代文学に多大な影響を及ぼした、明治時代を代表する文学者の一人であった。

◇「柿くへば・・」の名句は、療養生活の世話や奈良旅行を工面してくれた漱石作「鐘つけば 銀杏ちるなり建長寺」の句への返礼の句である。
◇子規は日本に野球が導入された最初の頃の熱心な選手でもあり、1889年(明治22年)に喀血してやめるまでやっていた。ポジションは捕手であった。
野球を詠んだ短歌、俳句も数多く見られ、新聞や自分の作品の中で紹介し、野球の普及に多大な貢献をした。

歴史

歴史 中世

古代には、愛媛は伊予国としてまとまり、今治市に国府がおかれました。この時代、天皇をはじめ、都の人々が数多く伊予の湯で体を休め、英気を養って次の目的地へ向かったといわれています。聖徳太子も訪れて、「伊予湯岡碑文」を残したと伝えられ、万葉時代の才媛、額田王は、「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」と和歌を詠んで船出してゆきました。
平安時代には、宇和海の日振島を根拠地として藤原純友の乱(承平・天慶の乱)がありました。

源平合戦(治承・寿永の内乱)では、河野氏が水軍を率いて源氏方として活躍し、室町時代には伊予国の守護になりました。鎌倉時代後期には、河野氏の一族の一遍が全国各地を遊行し、多くの人々に踊り念仏をすすめ、時宗の開祖として知られています。
中世には、瀬戸内海で水軍が活躍し、伊予国でも、南北朝時代の忽那水軍、戦国時代に勢力を誇った村上水軍等が有名です。

近世 江戸時代には、伊予国は八藩(西条・小松・今治・松山・新谷・大洲・吉田・宇和島藩)に分かれ、能や茶、文楽など各藩で特色をもった文化が育まれました。このことが、今日の多彩な愛媛の文化に繋がっているといえます。
また、幕末の宇和島藩では、洋学の導入に努め、二宮敬作などのすぐれた蘭学者を生むとともに高野長英や村田蔵六(大村益次郎)などを招き、砲台の築造や軍艦を建造するなど、雄藩として活躍しました。

有名学校(学力/スポーツ)

有名高校 学力 ◇愛光学園高校
灘中学・高校、ラ・サール中学・高校と共に「西御三家」と呼ばれ、関西などからも多くの生徒が受験・入学していた
スポーツ

【野球】
◇済美高校

2004年4月、第76回選抜高等学校野球大会において上甲正典監督(元宇和島東高校監督)のもと、
春の選抜大会を史上最速の創部3年目にして初出場・初優勝した。
2004年夏の選手権でも、駒大苫小牧に決勝戦で10-13で敗れたものの準優勝した。2013年春には選抜大会で準優勝を果たした。

◇今治西高校
春夏合わせて24回の甲子園出場経験があり、過去にはベスト4進出も果たした。
◇松山商業高校
甲子園で過去7度の優勝を誇る強豪校。 多くのプロ野球選手を輩出位している。

【サッカー】
◇松山工業高校
全国高校サッカー選手権大会では過去6回の優勝経験あり。
◇松山北高校
◇済美高校

有名大学   愛媛大学

有名人

出身有名人 タレント ◇水樹奈々:新居浜市
◇真鍋かをり:西条市
◇友近:松山市
◇青田典子:松山市
◇叶美香:西条市
◇高岸宏行(お笑いコンビ「ティモンディ」):西条市
◇水田信二(お笑いコンビ「和牛」):伊予市
◇村上ショージ:今治市
◇宮川俊二:宇和島市
歌手

◇秋川雅史:西条市
◇越智志帆(Superfly):今治市
◇白濱 亜嵐(EXILE):松山市
◇草彅剛(元SMAP):西予市(埼玉県春日部市育ち)

俳優

◇藤岡弘:上浮穴郡久万高原町

文化人 ◇大江健三郎(ノーベル文学賞):喜多郡大瀬村
スポーツ選手 サッカー ◇長友佑都(日本代表):西条市
◇福西崇史(元ジュビロ磐田→元東京ヴェルディ、元日本代表):新居浜市
野球 ◇岩村明憲(元楽天イーグルス):宇和島市
◇安樂智大(東北楽天ゴールデンイーグルス)
有名選手 その他 【ゴルフ】
◇松山英樹:松山市
【柔道】
◇中矢力(2012年ロンドン五輪 銀メダル):松山市

プロスポーツチーム

スポーツ サッカー 愛媛FC(J2)
バスケット 愛媛オレンジバイキングス(B.LEAGUE)
  野球 愛媛マンダリンパイレーツ(四国アイランドリーグplus)

その他

その他 その他 野球拳発祥の地
野球拳と聞くと、負けた者が衣服を脱いでいくという宴会でのゲームを思い浮かべるが、 本家の野球拳にはそのような賭けはなく、歌い踊りながらじゃんけんをすることのみのゲーム。
「少年式」
『少年式』とは、14歳となった少年少女を祝う式典の事で、入学式・卒業式と同レベルの規模で行なわれる。
少年式は愛媛から始まり、そこから全国に広まり、『立志式』『立春式』という名前で行っている所もある。
小説の舞台
坊っちゃん(著:夏目漱石)坂の上の雲(著:司馬遼太郎)世界の中心で、愛をさけぶ(著:片山恭一)永遠の仔(著:天童荒太)等。
中でも「坊ちゃん」という名称を街の至る所でその名を見かける事だろう。

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