高知県の特色まとめ

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地理

県庁所在地   高知市
地域区分 安芸地域 室戸市、安芸市、安芸郡(東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村、芸西村)
高知中央 高知市、南国市、香美市、香南市
高幡地域 須崎市、高岡郡(中土佐町、四万十町、檮原町、津野町)
嶺北地域 長岡郡(本山町、大豊町)、土佐郡(土佐町、大川村)
仁淀川地域 土佐市、吾川郡(いの町)、高岡郡(日高村)
幡多地域 宿毛市、土佐清水市、四万十市、幡多郡(黒潮町、大月町、三原村)
高吾北地域 吾川郡(仁淀川町)、高岡郡(佐川町、越知町)
人口   691,527人(全国第45位)
特長  
  1. 坂本龍馬の故郷
  2. 日本最後の清流といわれる四万十川(しまんとがわ)をもつ
  3. 高知県は年間日照時間は2000時間を越える晴れの多い土地
  4. カツオの一本釣りが有名、名物はカツオ
  5. 「土佐犬」の産地:大きな犬は100キロにもなる
  6. 太平洋側に面し、台風の上陸が多い
  7. 年間平均降水量は約3,600mm、全国第1位

観光

観光地 幡多地域 足摺岬(あしずりみさき)土佐清水市
土佐清水市にある足摺岬では270度のパノラマが楽しめます。展望台にある方位盤の中心に立って声を出すと、反響して他人の声のように聞こえるという不思議な現象が起こります。
灯台の下ではアオウミガメが泳ぐ姿が見られることもあります。
近くにある竜串海域公園は日本で初めて指定された海域公園で、サンゴの群落や奇岩群が見られます。
四万十川(しまんとがわ)
四万十川(しまんとがわ)は、高知県の西部を流れる渡川水系の本川で、一級河川。
全長196km、流域面積2270km2。四国内で最長の川で、流域面積も吉野川に次ぎ第2位となっている。
本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」、また柿田川・長良川とともに
「日本三大清流の一つ」と呼ばれています。
高知中央 坂本龍馬像
桂浜の東端、龍頭岬に太平洋の荒波に向かって立っています。
桂浜:高知市
高知県を代表する景勝地の一つ。
浦戸湾口、龍頭岬と龍王岬の間に、弓状に広がる海岸で、月の名所で知られる。
高知城高知市
土佐の国主となった山内一豊が完成させた。城跡全域が国の史跡に指定され、県立歴史公園となっている。
公園内には、山内一豊・一豊夫人・板垣退助の銅像がある。
はりまや橋高知市
全長20mほどのはりまや橋は意識していないと見逃してしまうほどです。
日本三大がっかり観光スポットとされてしまった『はりまや橋』。
仁淀川
高知県と愛媛県を流れる一級河川。四万十川、吉野川と並ぶ四国三大河川の一つ。
国の水質調査で1位に選ばれるほどの清流が流れ、その美しさから仁淀ブルーと呼ばれている。

特産品

食品 食品
  1. 土佐文旦 – 高知特産のグレープフルーツのような柑橘類
  2. 深層水ナス – 室戸の海洋深層水を利用して栽培したナス
  3. 土佐の清水さば – 土佐清水は高知でも有数の漁業基地
  4. カツオ – 土佐のカツオの一本釣りが有名
  5. – 清流・四万十川で獲れる天然鮎
  6. 土佐ジロー – 土佐地鶏とアメリカ産の鶏の交配種
  7. 四万十ポーク – 米の産地でもある四万十町の美味しいお米を食べて育った四万十ポーク
  8. 文旦 – 高知を代表する柑橘系フルーツ
料理
  1. かつおのたたき:鮮度の高いカツオをたたきにした
  2. 須崎鍋焼きラーメン:鶏がらスープを土鍋で煮込んだラーメン
  3. 皿鉢(さわち)料理 : 大皿に旬の食材を豪快に盛り付ける「皿鉢(さわち)料理」は、高知を代表する郷土料理のひとつ
  4. うつぼ料理 : 高知ではかつおと共に古くから親しまれてきたうつぼ。
  5. 室戸キンメ丼 : 高知県室戸市名物のご当地グルメ
  6. ぐる煮 : 里芋や大根、ニンジンなどをサイコロ状に角切りにして、昆布だしやしょうゆで煮たたせた高知の郷土料理
  7. こけら寿司 : 高知県東洋町の郷土料理
工芸品 工芸品
  1. 土佐打刃物 – 国指定伝統的工芸品。協同組合土佐刃物流通センター。
  2. 土佐和紙 – 国指定伝統的工芸品。
  3. 土佐古代塗 – ザラ地模様が独特の風合いを出し、通常の光沢ある漆器とは一味違う趣があります。
  4. 土佐硯 – 良質の黒色粘板岩を原石とし、中国の名硯・端渓硯にも劣らないと評価が高いです。三原村商工会(幡多郡三原村)。
  5. 珊瑚 – 珊瑚を原料にアクセサリーや置き物が作られています。赤・桃・白色とありますが、真っ赤な珊瑚は数が少なく貴重品となっています。
  6. 土佐備長炭 – 炭の高級品。

産業

産業 拠点がある有名企業

株式会社四国銀行(高知市)
旭食品株式会社(南国市)

主要産業

1位:サービス業
2位:政府サービス生産者
3位:不動産業

産業別就業者の割合

◇第一次産業 約11.4%
◇第二次産業 約16.6%
◇第三次産業 約68.7%

名目県内総生産額 約2兆2,627億円
産業に関する施設・史料館

◇戸田商行
土佐市にある木毛工場。木毛とは、商品を梱包する際に使う素材のこと。工場見学では、全国で唯一の木毛製造専業工場の見学やクラフト体験ができる。

性格

県民性 全体 男は「いごっそう」と呼ばれる、頑固で強情、屁理屈な性格。女は「はちきん」と呼ばれる、おてんばで男を手玉に取るような性格。どちらも権威に屈せず、妥協しない一本気な人が多いので、比較的付き合いやすいと言える。また酒好きでギャンブル好きでもあり、酒席は大好き。ただし、こちらの飲酒量次第で評価が変わるので要注意。プライドが高く、流行にも敏感。カネにも細かくないので、割り勘は御法度。どちらかが支払うのが鉄則。まずは杯を交わすのがいちばんの交流術だ。
男性 昔から男性は「いごっそう」といわれるように、頑固で強情で、権威に屈せず、妥協しないタイプだが、一本気だから付き合いやすい。
金遣いには鷹揚で、ことに飲食代は惜しまない。勝気でギャンブル好きな人も多く、プライドも高い。
女性 女性は昔から「はちきん(おてんば)」といわれる。ハキハキしていて、行動力もあり、気っぷもいいが、辛抱強さに欠けるのがたまにキズ。
はちきんの伝統はいまも続いている。男性以上の酒好き。

歴史(人物)

歴史上有名人  

長宗我部元親
1538~1599/9/12 
土佐の出来人。長宗我部氏第21代当主。第20代当主・長宗我部国親の嫡男であり、母は美濃斎藤氏の娘・祥鳳。22歳の時に初陣を飾り、鬼若子といわれるまでの働きを見せる。天正2年36歳で土佐を統一し、47歳には四国を平定。しかしその後、豊臣秀吉との戦いに敗れ、秀吉に従って戦国乱世を生きた。元親が没した翌年、関ヶ原の戦いで豊臣軍が敗れるとともに長宗我部氏による土佐統治の時代も終った。「一領具足」が有名。

一領具足とは:平時には田畑を耕し、農民として生活をしているが、領主からの動員がかかると、一領(ひとそろい)の具足(武器、鎧)を携えて、直ちに召集に応じる心意気。

  山内一豊
1545~1605/11/1
尾張国で父・盛豊、母・法秀尼の間に生まれる。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らに仕える。
1573年の朝倉攻めの際には、矢が顔を貫く重傷を負いながらも奮闘した。豊臣秀吉から掛川城を与えられ、後に徳川家康に献上した。慶長6年(1601年)に浦戸城に入城する。その際、地元の人間を大量に雇用しようとしたが、あまり集まらなかった。旧長宗我部家臣の多くは新領主に反発し、国内で多くの紛争を繰り返した。
この遺恨により以前からの山内家家臣を上士(じょうし)、旧長宗我部家の家臣を郷士(ごうし)とした差別的扱いが作られ、坂本龍馬など郷士は、この制度に幕末まで苦しめ続けられた。大高坂山に高知城を建設したわずか2年後に死去した。
妻・千代と名馬の逸話はあまりにも有名である。
  ジョン万次郎(中浜 万次郎)
1827/1/1~1898
高知県土佐清水市中浜の貧しい漁師の次男に生まれる。
1841年14歳の時に漁師の手伝いで漁に出たあと遭難し、5日半漂流後奇跡的に太平洋に浮かぶ無人島の鳥島に漂着して143日間生活した。そこでアメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に仲間と共に救われる。日本はその頃鎖国であったため、救われた大人達は寄港先のハワイで降ろされるが、アメリカのホイットフィールド船長に気に入られ本人の希望からそのまま一緒に航海に出る。
船名にちなみジョン・マン(John Mung)の愛称をアメリカ人からつけられた。1851年に帰国。1853年幕府に召聘され直参の旗本となった。この際、生れ故郷の地名を取って「中浜」の姓が授けられた。
アメリカの歴史に最初に名を残した日本人。坂本龍馬も万次郎から聞いた世界観に影響を受けたと言われている。
英語、数学、測量、航海術、造船技術などを日本に伝える。蘭学者・河田小龍により「漂流記」が、まとめられた。
  岩崎弥太郎
三菱財閥の創設者。土佐の地下(じげ)浪人の家に生まれ、同藩の吉田東洋や後藤象二郎,坂本竜馬の知遇を得る。
同藩の経済官僚を経て海運業を営んだ(三菱会社)。大久保利通、大隈重信と結び、政府の手厚い保護を受けて海運業における独占を確立した。
 

坂本龍馬
土佐郷士株を持つ裕福な商家に生まれ、脱藩した後は志士として活動し、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(後の海援隊)を結成した。
薩長同盟の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど倒幕および明治維新に影響を与えた。

ペリー来航を背景に尊皇攘夷(じょうい)運動が高まる中、多くの人士と交流し、攘夷論を超えた国際的視野に立つ日本の未来像を描いた。脱藩と帰藩を繰り返す中で、勝海舟の神戸海軍操練所開設に尽力、若手浪人を集めて海軍創設と海上交易による株式会社設立の構想を持った。
1865(慶応元)年には薩摩藩の援助の下、長崎で亀山社中を設立。対立関係にあった薩摩・長州両藩を実利で結び、66年薩長同盟が成立、倒幕への大きな布石となる。社中は土佐藩参政の後藤象二郎の尽力で、土佐藩づき商社であり海軍教育施設としての海援隊へと昇華した。
倒幕後の新政府案を後藤と構想したものがいわゆる「船中八策」と呼ばれ、後藤から土佐藩を通じて幕府に建白、67年に徳川慶喜をして大政奉還をせしめるに至った。
その一月後、日本の未来を見ぬまま凶刃に倒れた。暗殺犯については諸説ありいまだ謎を残す。

歴史

歴史 中世

土佐に土着した人は、中央から追われてきた人、逃れてきた人が住み着いた場合が多いと言われている。例えば戦国時代に四国に覇を唱えた長宗我部は、飛鳥時代の蘇我氏の支流が長岡郡に定着したもの。長宗我部氏に滅ぼされた香宗我部氏は、同族(秦氏との説もある)で香美郡に住み着いた人。同じく京都の公家である一条氏が応仁の乱を逃れて自分の荘園のあった中村に移り住んだ(土佐一条氏)。
「陸の孤島」「遠流の国」と呼ばれ隠岐や佐渡などと並んで流刑地とされてきた地域である。これは同時に中央の政争の影響が少ない地域でもあるため、中央の戦乱を避け逃れてきた人も移り住んだ。

戦国時代末期、土佐中央の長宗我部氏は、農民を戦力にするため一領具足の制度を作り、戦力を充実させて強大になった。一度は滅ぼされたが復活し、安芸氏・本山氏・一条氏を討ち土佐を統一、さらに四国制覇を達成した。しかし4か月で豊臣秀吉に敗れ、土佐一国に戻された。
関ヶ原の戦いで西側についた長宗我部氏は領地を召し上げられ、代わりに掛川から移った山内一豊が土佐一国を支配した。その際に『一領具足』は全て武士以下の『郷士』となった。

近世 山内氏は江戸時代を通じて土佐一国を支配した。土佐では江戸時代初期に野中兼山、末期には吉田東洋などの名家老が出て藩政を行った。幕末には下層階級の『郷士』から坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎らの志士が国許や京都で活躍し、討幕の流れを作った。最初討幕に反対していた藩上層部も最終的には幕府を見限り、山内容堂の指示で後藤象二郎が『大政奉還』案を幕府に提出した。鳥羽・伏見の戦い以後は『薩長土肥』の一員として明治維新の実現に貢献した。
国持大名である土佐藩を中心に、支藩として高知新田藩、重臣の五藤家の安芸城、中村藩があった。

有名学校(学力/スポーツ)

有名高校 学力 土佐高校
土佐塾高校
スポーツ

【野球】明徳義塾高等学校
2002年(平成14年)度 第84回全国高校野球選手権大会: 優勝
<有名なニュース>
1992年 – 夏の甲子園で松井秀喜を5打席連続敬遠して物議を醸し、大きな話題となる。
第74回全国高等学校野球選手権大会2回戦の明徳義塾高校(高知)対星稜高校(石川)戦において、明徳義塾が、星稜の4番打者・松井秀喜を5打席連続して敬遠する作戦を敢行し、この試合で松井が一度もバットを振ることないまま星稜が敗退した出来事である。

【サッカー】土佐高校
【バスケット】明徳義塾高等学校、県立岡豊高等学校、高知工業高等学校

有名人

出身有名人 タレント ◇西川きよし:高知市(出生)
◇間寛平:宿毛市
◇島崎俊郎:高知市(出生)
◇島崎和歌子:南国市
歌手 ◇岡本真夜:四万十市
◇岡本知高:宿毛市
◇三山ひろし:南国市
俳優 ◇広末涼子:高知市
◇和田正人:土佐郡土佐町
◇高知東生:高知市
文化人 ◇岩崎弥太郎(三菱財閥創業者):安芸市
 ∟土佐国(現在の高知県安芸市)の地下浪人・岩崎弥次郎と美和の長男として生まれる。
◇有川浩 (小説家):<代表作>『図書館戦争』:高知市
◇やなせたかし(漫画家・アンパンマン):香美市(生まれは東京都北区)
政治家 ◇濱口雄幸(第27代 内閣総理大臣):高知市
◇竹内綱(元内閣総理大臣吉田茂の実父):宿毛市
スポーツ選手 野球 藤川球児(元阪神タイガース/テキサス・レンジャーズ):高知市
 ∟高知商業高校2年生の時に第79回全国高等学校野球選手権大会に右翼手兼控え投手として出場
  1998年のプロ野球ドラフト会議で阪神から1位指名を受け入団。
◇江本孟紀(元・東映フライヤーズ→南海ホークス→阪神タイガース投手):高知市

プロスポーツチーム

スポーツ サッカー アイゴッソ高知(旧名 南国高知FC)/四国サッカーリーグ
野球 高知ファイティングドッグス(四国アイランドリーグplus)

その他

その他 その他 よさこい祭り
1954年第1回よさこい祭り開催。
1992年、北海道札幌市でYOSAKOIソーラン祭りが開催、これを皮切りに「よさこい祭り」は全国各地に広がることとなった。戦後に発祥地から全国各地に広まった祭りとして、仙台七夕発祥の装置集約型の商店街イベントである七夕祭りがあるが、「YOSAKOI祭り」は踊りが中心であるため、装置集約型に比べて主催者側の支出が少ない参加者集約型の都市イベントであり、YOSAKOIソーラン祭り以降、地元の民謡と鳴子を手にしたよさこい祭りが急速に各地で普及している
「土佐のいっごっそう」
いごっそうとは、「快男児」「酒豪」「頑固で気骨のある男」などを意味する土佐弁。ならびに高知県男性の県民性。
「はちんき」
「男勝りの女性」を指す土佐弁。ならびに高知県女性の県民性を表した言葉である。

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