宮崎県の特色まとめ
地理
県庁所在地 | 宮崎市 | |
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地域区分 | 南部平野部 | 綾町、国富町、宮崎市、日南市、串間市 |
北部平野部 | 延岡市、門川町、日向市、木城町、都農町、川南町、西都市、高鍋町、新富町 | |
南部山沿い | 小林市、えびの市、高原町、都城市、三股町 | |
北部山沿い | 高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町、諸塚村、椎葉村、美郷町、西米良村 | |
人口 | 1,069,576人(全国第35位) | |
特長 |
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観光
観光地 | 北部山沿い |
高千穂峡 高千穂の夜神楽(たかちほのよかぐら) |
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北部平野部 | サンメッセ日南:日南市 世界で唯一、イースター島の長老会から許可を得て、レプリカのモアイ像が置くことが許された、 とても有名な公園です。これはチリ地震で倒れてしまったモアイ像の修復を日本が手伝ったという、友好の証とされている。 |
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南部平野部 | フェニックス・シーガイア・リゾート:宮崎市 宮崎屈指のリゾート施設であるフェニックス・シーガイア・リゾートには4つのホテルやゴルフ場、プールなどのアクティビティー、スパなどここだけですべてが完結してしまう人気の定番スポットです。 |
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北部平野部 | 綾の照葉大吊橋(あやのてるはおおつりばし)/綾:東諸県郡 九州山地国定公園に指定されている当地は、「照葉樹林文化の源である照葉樹の森を全国の人々に普段見られない視点から」眺め考察するために作られた吊り橋です。 2012年にユネスコエコパークに登録された、綾川渓谷に架かる高さ142m、全長250mの吊橋です。 遊歩橋としては世界規模の高さで、自然の素晴らしさに包まれることができます。 |
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南部平野部 |
青島神社:宮崎市 海幸彦山幸彦の神話で有名な神社で、縁結びの御利益があると人気です。 |
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北部平野部 | 鵜戸神宮(うどじんぐう):日南市 日南海岸沿いにある、自然の洞窟の中に作られた神秘的な神社です。神武天皇の父神、鵜葺草葺不合命 (ウガヤフキアエズノミコト)をお祀りしています。 神社からみえる海の中には亀の形をした霊石があり、 そこに運玉を投げて見事入ると、願いが叶うという言い伝えがあります。 安産祈願で有名な定番の名所です。 |
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愛宕山(あたごやま):延岡市 国見ケ丘:高千穂町 |
特産品
食品 | 食品 |
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料理 |
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工芸品 | 工芸品 |
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産業
産業 | 拠点がある有名企業 |
株式会社宮崎銀行(宮崎市) |
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主要産業 |
1位:卸売・小売業 |
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産業別就業者の割合 |
◇第一次産業 約11.0% |
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名目県内総生産額 | 約3兆7,402億円 | |
産業に関する施設・史料館 |
◇霧島ファクトリーガーデン |
性格
県民性 | 全体 | 古くからのんびりとした風土で知られている。土地も豊かだったため、人々もセコセコ働かなくともなんとか生きていけたので、全県的にはおっとりした性格。方言「よだきい」に代表されるように、何事も「億劫」で「面倒」くさがるのが特徴。辛抱強さもないので、常に「なんとかなるさ」と考える、楽天的な人が多い。温和で素朴、お人好しなので、積極性には欠けるが、正直で真面目なので、付き合いやすいほうだ。ただし、焼酎が大好きな人が多いため、酒の飲めない男を軽視する傾向が。無理して付き合うと体をこわすので、下戸は注意が必要だ。 |
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男性 | 土地は豊か、気候も温暖で、こせこせ仕事をする必要がなかったため、おっとりした性格。 とにかく温和で素朴、人の良いのんびり屋が多い。積極さに欠けるきらいはあるが、正直で誠実。楽天的なので付き合いやすい。 |
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女性 | 気が強くて負けず嫌い。しっかりしているし、何事にも積極的で行動力もある。明るくておおらかで、元気な人が多い。 |
歴史
歴史 | 平安 | 日向国はもともと現在の鹿児島県を含む広範囲でしたが、713年の大隅国分国により、ほぼ現在の宮崎県の範囲が日向国と定められました。 967年に施行された延喜式によると日向国は大上中下のうち中国とされ、臼杵郡、児湯郡、那珂郡、宮崎郡、諸県郡の5つの郡からなっていました。国府は西都市の寺崎遺跡と推定され、国分寺も近辺にあったと考えられています。また同書には小社(神社の格式)として都農神社、都萬神社、江田神社、霧島神社の4社の名が記載され、とくに重要視されていたことがうかがえます<日向四社>。 この時代は駅路(えきろ、道路のこと)の整備も進み、平均して30里(約16km)ごとに駅家(うまや)が設置され、各地で荘園も開発されました。 |
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鎌倉南北朝 | 平家が滅亡し武家政権である鎌倉幕府が樹立されると、宮崎県にもその影響がおよんできました。島津荘の下司職に島津氏の祖である島津忠久が補任し(のちに日向国(現宮崎県)守護にも補任)、伊東氏の祖である工藤祐経も日向国内で地頭職を拝領しました。当時宮崎県には平安時代からの在地勢力として土持氏や肝付氏などがいましたが、島津氏と伊東氏は在地勢力と時には手を結び、時には争いながら、着々とその勢力を広げていきました。また、この時代の出来事として平家の落人伝説が全国各地に伝わり、日向国では椎葉村に鶴富姫と那須大八の説話が伝えられています。 南北朝時代に入ると、畠山直顕が北朝方の国大将として日向入りし、中央の混乱に呼応するように各氏の勢力争いもさらに激化、戦国時代へと突入していきました。 |
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室町戦国 | 1444年に伊東氏の家督を継いだ伊東祐堯は、島津氏と友好関係を結びながら日向国(現宮崎県)内の敵対勢力を次々に討伐し、1456年には財部土持氏を滅ぼし中央平野部(およそ門川町から宮崎市まで)を平定、戦国大名伊東氏の基盤を固めました。その後伊東氏は飫肥の地をめぐって再び島津氏と対立。約100年にもおよぶ熾烈な争奪戦の末、1568年に伊東義祐がついに島津氏から飫肥の地を奪取し<第九飫肥役>、日向国内に48の支城を築くなど戦国大名伊東氏はここに最盛期を迎えました<伊東四十八城>。 しかし伊東氏の隆盛も長くは続かず、慢心した当主義祐の驕奢な生活ぶりや家臣への理不尽な振る舞いなども目立ち始め、徐々に人心も離れていきました。そして新たな火種となる真幸院(現えびの市一帯)では島津氏の攻勢も強まりつつありました。 |
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安土桃山 |
島津氏の一円支配から豊臣政権へ この時代の宮崎県は何度も勢力が入れ替わる非常に混乱した時代でした。 |
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江戸 | 江戸時代の宮崎県は、豊臣秀吉の国割を継承した小藩分立となりました。北から延岡藩、高鍋藩、佐土原藩、薩摩藩、飫肥藩、他に人吉藩預所の椎葉山・米良山、そしてその間を縫うように天領(幕府直轄領)が配置されました。日向(宮崎県)諸藩の経済状況は藩政初期から逼迫し、無理な石高打ち出しによる幕府の手伝普請や参勤交代等の資金捻出増加、さらには相次ぐ天災による凶作にも悩まされ、延岡藩では全国最大規模の逃散一揆である山陰・坪谷村逃散事件が発生するなど、庶民の生活も厳しい状況が続きました。 幕末期に入ると、日向諸藩は隣接する薩摩藩の圧力もあり、戊辰戦争では譜代藩である延岡藩を除いて倒幕側として参戦、とくに佐土原藩は小藩ながら奮戦し、藩主島津忠寛は明治政府から3万石の賞典禄を授与されました。 |
有名学校(学力/スポーツ)
有名高校 | 学力 | ※偏差値70以上 宮崎西高校 宮崎大宮高校 |
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スポーツ |
【野球】日南学園 【野球】延岡学園 【サッカー】鵬翔 【バスケット】延岡学園 【駅伝】小林高校 【バレーボール】都城工業高校 【空手】宮崎第一高校 |
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有名大学 | 宮崎大学 |
有名人
出身有名人 | タレント | ◇東国原英夫(元宮崎県知事):都城市 ◇蛯原友里:宮崎市 ◇紗栄子:宮崎市 ◇神戸蘭子:宮崎市 ◇浅香唯:宮崎市 ◇オカリナ(お笑いコンビ おかずクラブ):西都市 ◇とろサーモン(お笑いコンビ)久保田和靖:宮崎郡清武町 / 村田秀亮:宮崎市 ◇永野(ピン芸人):宮崎市 |
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歌手 | ◇小渕健太郎(コブクロ):宮崎市 ◇秦基博:日南市 ◇米良美一(声楽家):西都市 ◇鬼束ちひろ:日南市 ◇今井美樹:児湯郡高鍋町 ◇KEIJI(けいじ/EXILE):宮崎市 |
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俳優 | ◇堺雅人:宮崎市 ◇永瀬正敏:都城市 ◇温水洋一:都城市 ◇斉藤慶子:小林市 |
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政治家 | ◇福島瑞穂(政治家):延岡市 | |
スポーツ選手 | サッカー | ◇興梠慎三(浦和レッドダイヤモンズ):宮崎市 ◇伊野波雅彦(横浜FC):宮崎市 |
野球 | ◇寺原隼人(元ソフトバンクホークス):宮崎市 ◇青木宣親(東京ヤクルトスワローズ):日向市 ◇武田翔太(福岡ソフトバンクホークス):宮崎市 ◇戸郷翔征(読売ジャイアンツ):都城市 |
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有名選手 | その他 | 【水泳】◇松田丈志(2012年ロンドン五輪 バタフライ 銅メダリスト):延岡市 【ゴルフ】◇大山志保(元賞金女王):宮崎市 【柔道】◇井上康生(2000年シドニー五輪 金メダリスト):宮崎市 |
その他
その他 | その他 | 東国原・元宮崎県知事 2007年に知事に就任した東国原英夫の全国規模のマスメディア露出により急速に知名度を上げ、宮崎のマンゴー「太陽のたまご」や宮崎地鶏は一躍有名になった。他にも、宮崎県には数々の名産がある。肉巻おにぎりや、きんかん、日向夏といった定番から、「なんじゃこりゃ大福」「なんじゃこりゃシュー」といった、ボリューム大のお菓子も話題になった。 |
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霧島酒造 全国的にも有名な「黒霧島」の霧島酒造の本社が都城にある。 鹿児島を抑え、2014年度の焼酎出荷量が全国1位となった「新・焼酎王国」の宮崎県。その逆転の背景には、都城市に本社を置く酒造メーカー・霧島酒造の進があった。メディアにも取り上げられ、知名度は一気に全国区となった。 |
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プロ野球チームのキャンプ地 プロ野球球団や、サッカーチームが春季キャンプを行う場所としても有名。 春季キャンプが行われると、宮崎県への観光客も増え、プロ野球3球団の春季キャンプの来場者が延べ約72万人にも及ぶほど。 |