人事のための情報サイト 人事バンク

■社会人インターンとは

社会人が興味を持った企業内で、一定期間勤務する制度のことを「社会人インターン」といいます。

 

学生向けのインターンとは違い、給与が発生する場合が一般的で、相場は時給1,000円程度。

 

本業を持つ社会人が対象となるため、実施日時は就業後や土日設定されることが多く、企業によっては週2日からの稼働や在宅勤務を行っている場合もあるようです。

 

なぜ今、社会インターンが注目されているのでしょうか?

 

成果主義の浸透、人材不足が深刻化し、社会変化がめまぐるしい昨今。

 

副業や在宅勤務など働き方の多様化が進むことにより、企業・人材側ともにインターンを受け入れやすい体制になりました。

 

大手企業と比較し、知名度・条件面で苦戦を強いられるスタートアップ企業やベンチャー企業にも有効な採用手段として積極的に取り入れられています。

 

このような社会的背景もあり、今社会人インターンを実施する企業が増加しているのです。

 

 

■社会人インターンのメリット

社会人インターンの目的は主に優秀な人材の確保。

 

転職サイトdodaの調査によると転職倍率は2.31倍と非常に高い数値を記録しており、深刻な人材不足が進んでいることが分かります(2017年7月時点)。

 

自社に興味を持った人材に対して職場体験を行うことで、垣根を低くし、人材を囲い込むのです。

 

しかし、いくら優秀な人材を採用できたとしても早期退職してしまっては意味がありません。

 

社会人インターンでは実際に業務を行うことで、入社後のギャップを解消。

 

社内の人間関係や雰囲気も体感できるため雇用のミスマッチがある程度回避されるのです。

 

さらに近年では、「同業他社の人材を一定期間受け入れる」という雇用目的以外の社会人インターンを行う企業も増加傾向にあります。

 

今すぐ転職を考えていない人材にとって、スキルアップが図れるというメリットがあるのはもちろんですが、企業側にとっても新しい考え方・働き方を取り入れることで刺激になります。

 

イノベーションの創出にも繋がるというメリットがあります。

 

 

■社会人インターンの種類

社会人インターンは、実施期間によって3つの種類に分けられます。

 

・長期インターン

数ヵ月間単位で行われる長期インターンは、まず人材を企業の組織に所属させ、通常と同様の業務をOJT研修のような形で実施。

中には、最終的な成果を求めるケースもあり、実際の戦力として扱うのが特徴です。

期間は“3ヶ月まで”とあらかじめ設定する場合や、就業中に相談しながら決定する場合もあります。

 

・短期インターン

こちらも長期インターンと同様に人材を通常業務に従事させ、特定の成果を求める場合もありますが、期間は“2週間”など数週間程度と短め。

期間が限定的なため、数日単位で工場勤務や営業、事務補助などひと通りの職種を体験させるケースもあります。

 

・1dayインターン

自社に興味がある人材や就業を希望している人が対象となるのが1dayインターン。

仕事内容を伝える研修や社内見学、最終面接の代わりとして1日の業務体験などを行います。

日にちも限定されるため、取り組みやすいのが特徴で近年増加傾向にあるようです。

 

 

■導入している企業の事例

では、実際にどんな企業がどのような形で社会人インターンを導入しているのか、事例をいくつか紹介します。

 

・日本マイクロソフト株式会社

高いスキルを持ちながらも、出産・介護などの理由で離職した女性を対象に実施。

3~6ヶ月の期間中は、マイクロソフトの職務内容への理解を深めるための基礎トレーニングを受講後、実際の業務にも取り組みます。

 

・株式会社セブン-イレブンジャパン

コンビニエンスストア大手として知られる同社。

インターン期間中では、座学から深夜時間帯を含む店舗勤務まで、実際の入社研修カリキュラムと同内容を経験させます。

最終的には“人に教えられるレベル”までの育成を目標にしています。

 

・ChatWork株式会社

上記2社とは違い、こちらのインターンは自社の採用ではなく「1人でも多くの日本人がグローバル展開で成功できるキッカケ作り」が目的。

シリコンバレーにあるオフィスでの業務やプロジェクトのサポートなど、幅広い業務が用意されており、海外経験を積み世界での活躍を目指す社会人の後押しをするための研修が行われています。

新たな風を取り入れることで企業自身の成長に繋げている好例といえそうです。

 

 

■まとめ

社会人インターンの募集方法は自社HP、「リクルート:さんかく」「ゼロワンインターン」などの専門サイト、中にはビジネスSNSを活用するケースもあり、様々。

150種類以上の職種見学を紹介している「仕事旅行」では2011年のサービス開始以来、2万人以上が利用しました。

 

就業者にとって興味がある企業の業務を実際に体験・入社後のイメージを掴めることはもちろん、今すぐ転職を考えていなくとも現在のキャリアに役立つスキルも身につく絶好の機会。

企業側には「優秀な人材の確保」「雇用のミスマッチの防止」ほか「イノベーションの創出」にも繋がるなどメリットも非常に大きいといえます。

ノウハウ記事は毎週【火・木】更新!

無料会員登録をすると、新着記事をまとめたメルマガを受け取ることが可能。
その他、さまざまな会員限定コンテンツをご利用いただけます。

無料会員登録する

関連記事

最新記事

ログインまたは新規会員登録してからご利用ください。

新規会員登録

無料会員登録をすると、さまざまな会員限定コンテンツをご利用いただけます。

無料会員登録する

人事バンクについて

この企業をフォローしました。
フォローした企業の一覧はマイページからご確認いただけます。

この企業のフォローを解除しました。

このメールアドレスは、現在仮登録状態です。
本会員登録のご案内メールをご確認いただき、本会員登録を行ってください。

本会員登録のご案内は、下記メールをお送りしております。

▼メール件名
【人事バンク】本会員登録のご案内