人事のための情報サイト 人事バンク

■職場環境を整えることの重要性

仕事の負担が大きいとき、人間関係がうまくいっていないとき、このような場面で、人は大きな緊張やストレスを感じています。

 

この緊張・ストレスが身体に与える影響は大きく、最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中、うつ病などの精神疾患にまで発展するケースも少なくありません。

 

こと職場において、こういったストレスが大きくなればなるほど、業務効率の低下や社員の離職など、業績低下に直結するような大きな問題に発展していきます。

 

また、職場環境が悪くなっている理由の如何に関わらず、自然に改善されるケースは極めて少ないため、いかに良い職場環境を維持していくかは、会社の成長に直結するほど重要な課題と言えます。

 

特に職場の人間関係の悪化は、常に転職理由の上位になるほどストレスを感じている社員が多く、1人の社員の影響が、全体に飛び火して大量離職に繋がるケースも報告されています。

 

職場環境を整えるということは、余計なストレスを感じない職場環境を作るということ。

 

社員一人ひとりのパフォーマンスを最大限に発揮してもらうためにも、極めて重要性が高いと言えるでしょう。

 

 

■働きやすい職場の特徴

【1】自由に意見が言える

「自分の考えていることを、何はばかることなく発信できる」というのは、働きやすい職場の特長として良くあげられます。

言いたいことがあっても、上司や先輩に気を使って発言できなかったり、発言したとしても、否定されたり、黙殺されてしまうような環境だと、提案したいことがあっても言い出すことが出来ず、それがストレスへと発展していきます。

 

特に新入社員のように、会社に慣れていない社員でも自由に意見が言えるような環境が整っていることは、働きやすい職場においって大切であると言えるでしょう。

 

【2】孤立する社員がいない

人づきあいが苦手な社員で、なかなか仲間の輪に入ることが出来ず、職場内で孤立してしまうようなことになると、いざ仕事で連携を図らなければいけないときも、うまく意思疎通ができないということにも繋がってきます。

そういった社員が一切いない会社というのも、働きやすい会社の特徴と言えます。

 

昼休憩の際に、全員が声を掛け合うような環境であったり、仕事の上でも困っている社員がいれば手助けするなど、自分が必要とされている、または認められているという環境が整っていることも、働きやすい職場の大原則です。

 

 

■職場環境の改善方法

自社の抱える職場環境が改善が必要な場合、どのようにアプローチし改善をしてけば良いのでしょうか。

 

ここでは、職場環境の改善方法をいくつか紹介します。

 

【1】従業員の勤務状況を可視化する

勤怠管理システムや業務管理システムなどを導入し、日々の仕事、残業時間などを可視化することによって、業務の偏りを確認することができます。

 

例えば、個人の社員に大きな負荷がかかっている状態が見つかった場合、部署内で業務を分散したり、派遣社員やアルバイトなどの増員を行うなどして、負荷分散に努めることで事態を改善することができます。

また、業務を可視化することによって無駄な作業を洗い出し、効率化を図ることも、全体の負荷軽減に繋がるため、効果的と言えます。

 

【2】社員同士のコミュケーションを活性化させる

部署内のコミュニケーションでは、部署をまとめる責任者を中心にコミュニケーションを活発化させていくことが重要です。

社員との1on1ミーティングを実施し、仕事上の悩みをヒアリングしたり、若手社員に対してメンターを配置することで仕事上の悩みを解決するなど、様々なやり方があります。

 

部署間や会社のコミュニケーションを活性化させる場合は、業務外の時間で場を設けることが効果的です。

例えば、会社が経費を負担したうえでランチ会や飲み会などを設定し、他部署とのコミュニケーションを図ることが出来ます。

 

【3】評価制度の見直し

仕事の成果が正当に評価されることは、社員のモチベーショナップに繋がります。

逆に評価制度が不明確、不公平であった場合、従業員は不満をためることになるでしょう。

 

こうした課題を排除していくために、社員の何を評価すべきかを明確化し、指標として社員に提示していくことで、自分たちの目標が明確になり全員が目的意識をもって働く会社になります。

 

【4】メンタルヘルスケア

ストレスが原因で体調を崩したり、離職に繋がる社員が発生すると、欠員を埋めるまでの期間ほかの社員の負担が増大します。

そういった社員のメンタルケアも、重要な職場環境改善方法と言えるでしょう。

 

現在、従業員50名以上の事業所ではストレチェックが義務図けられているため、多くの会社で実施していますが、従業員が50名未満であっても定期的にストレスチェックを行う事で、より良い職場環境を構築することが出来ます。

 

 

■取り組み事例

実際に、様々な取り組みで職場環境の改善に成功した例をいくつか紹介します。

 

【事例1】フロアの仕切りを外し、フリーアドレスを導入

部門ごとにフロアが分かれており、円滑なコミュニケーションが図れず、業務効率が低下に課題を感じていたA株式会社。
そこで、社員のコミュニケーションの促進と連携強化のため、これまで部門ごとに分散していたフロアを一か所にまとめ、部署ごとに席を分けずフリーアドレスにすることで、社員同士の連携を深めることに成功しました。

 

【事例2】社外からの煩雑な郵便物を効率的に整理

B株式会社では、連日多くの郵便物が社外から届き、庶務化によって各課に届けていましたが、取り違いなえどの問題も発生していました。
そこで事務所入り口に部署ごとに郵便物を入れる棚を設置することで、取り違いを無くし、自分宛の郵便物の見落としも少なくなり、業務効率アップに繋がりました。

 

【事例3】惣菜の福利厚生サービスを活用し、食の悩みを解決

24時間の運送会社のC社は、事務所が郊外にあり、昼休憩時の食事の選択肢が限られてしまっていました。
さらに夜間帯になるとお店も閉まってしまい、買い出しにいくのにも毎回車を出すという課題がありました。
そこで、オフィスへ惣菜を届ける福利厚生サービスを導入し、食事の選択肢を広げることで、社員のニーズに応えることができました。

 

 

■まとめ

会社で最も大切な資産は「人材」です。

 

職場環境の改善を行う上で、その現場で働く従業員の意見を欠かすことはできません。

 

職場環境の改善に取り組む前に、従業員からヒアリングししっかりと意見交換をすることが良い職場を作るための第一歩であり、その意思伝達がしっかりできている会社は、従業員満足度も高く良い会社になる傾向が

あります。

 

本項を参考に、今一度従業員との連携を深め、より良い職場環境の構築に力を注いでみてはいかがでしょうか。

ノウハウ記事は毎週【火・木】更新!

無料会員登録をすると、新着記事をまとめたメルマガを受け取ることが可能。
その他、さまざまな会員限定コンテンツをご利用いただけます。

無料会員登録する

関連記事

最新記事

ログインまたは新規会員登録してからご利用ください。

新規会員登録

無料会員登録をすると、さまざまな会員限定コンテンツをご利用いただけます。

無料会員登録する

人事バンクについて

この企業をフォローしました。
フォローした企業の一覧はマイページからご確認いただけます。

この企業のフォローを解除しました。

このメールアドレスは、現在仮登録状態です。
本会員登録のご案内メールをご確認いただき、本会員登録を行ってください。

本会員登録のご案内は、下記メールをお送りしております。

▼メール件名
【人事バンク】本会員登録のご案内

送信が完了しました。
コメントをお寄せいただき、誠にありがとうございました。
サイト上に反映されるまで少しお時間をいただいております。
今しばらくお待ちいただけますと幸いです。