企業間で人材の奪い合いが激化する中、企業には求職者に「入社したい!」と思われるための工夫が求められるようになっています。

 

求職者に様々な選択肢が与えられている中で、入社の判断基準として注目されている「面接官の対応」について見てみましょう。

 

悪い例その1:熱意が感じられない面接

忙しい合間を縫っての面接となると、応募者と対面している間も仕事のことが頭を離れなかったり、気分が乗らなかったり…ということがあると思います。

 

ただ、面接に集中できていない様子を、応募者は態度や仕草から敏感に感じ取っています。

 

以下のような対応に心当たりがある方はすぐに改めましょう。

 

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・面接中にスマホをいじる。

・頻繁に時計を見る。

・面接の開始時間が大幅に遅れる。

・面接中に電話に出たり、席を外したりする。

・エントリーシートの確認に終始するような質問しかしない。

・清潔感に欠ける服装で面接に臨む。

・タバコを吸う。

・面接の時間が短過ぎる。

・応募者と視線が合わない。

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求職者は思っている以上に面接官のことを見ています。

 

初対面で、決して長い時間ではないからこそ、悪い印象は強烈に残るものです。

 

ほかの仕事が忙しくても、気乗りしなくても、面接もまた会社における重要な仕事であり、応募者は将来一緒に働く可能性のある人であることを忘れてはいけません。

 

常に真摯な対応を心がけ、「自分はあなた(応募者)に興味を持っている」という態度を示すことが重要です。

 

悪い例その2:高圧的な面接

ストレス耐性や柔軟性を判断するために、あえて厳しい態度で臨む「圧迫面接」がありますが、応募者の企業に対する印象は悪くなり、特に新卒の学生の志望度は大きく減退する危険があります。

 

圧迫面接という意識はなくても、高圧的な態度をとったり、否定的な言動を繰り返したりといった傾向が見られる場合は改善が必要です。

 

ほかに、印象を悪くする質問には以下のようなものがあります。

 

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・相槌を打たない。

・足を組んだまま面接する。

・人格否定につながるような発言をする。

・同業他社の批判をする。

・「彼氏はいるのか」「結婚はしているのか」といったプライベートを掘り下げる質問をする。

・話を遮ることが多い。

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ほかにも印象が悪くなる例として、「応募者からの質問に対してあいまいな態度をとる」「意図が読み取れない質問をする」などの対応が挙げられます。

 

あいまいな対応や高圧的な態度も、会社の風土や待遇に関する誤解を招きかねません。

 

双方納得し、気持ちよく面接を終えられるような工夫が必要です。

 

良い例その1:対等な目線からの誠実な対応

丁寧な挨拶や相槌だけでも、応募者の企業に抱く印象はぐっと良くなります。

 

特に新卒採用面接では相手が学生ということもあって、上から目線になりがちですが、常に対等な目線で話すことを意識しましょう。

 

その他、誠実な対応の事例を挙げてみましょう。

 

前項の悪い例とは対照的なものが並びます。

 

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・履歴書やエントリーシートを読み込んでいることが感じられる質問をする。

・緊張をほぐすようなトークや、仕事と関係ない話題を挟む。

・応募者の良さを引き出すような話題を扱う。

・働く環境や現場の日常の様子を話す。

・面接官自ら仕事に対する熱意や将来のビジョンを示す。

・自社の良いところだけでなく課題も話す。

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面接に臨む姿勢はもちろん、会社が抱える問題も尋ねられたら嘘をつくことなく話しましょう。

 

あいまいな回答をするよりも、応募者の企業に対するイメージは良くなります。

 

良い例その2:ただの面接で終わらない面接

ただの質疑応答で終わらない面接は、応募者から好印象を得やすい傾向にあります。

 

一問一答形式の面接は型にはまったやり方で、事務的な印象を持たれがちです。

 

面接を行う側も進んで自社の情報を提供したり、アドバイスをしたりといった形で、互いの話す量のバランスをとるのがベストです。

 

面接官からする話としては、応募者への面接に関するフィードバックや業界内におけるキャリアのアドバイスをしてあげると、応募者に対して親身な姿勢が伝わりやすいです。

 

ここでも、上から目線にならないよう丁寧な対応を心がけるといいでしょう。

 

採用不採用に関係なく、互いに有意義な時間を過ごせたと感じられるようにすることで、応募者の志望度を引き上げることができるのです。

 

まとめ

就活中の学生が登録する楽天の「みんなの就職活動日記」の調べ(2013年4月)では、面接官の印象が企業の志望度に影響したという学生が60%に達しました。

 

新卒にターゲットを絞っても、実に半数以上が面接官の印象に目を配る今、企業も「選ばれる側」に立っているという意識を持ち、面接での対応を改める必要があるのです。

 

面接官によって応募者の志望度にバラつきがあるという事態を避けるためにも、面接官の対応についてはトレーニングが必要でしょう。

 

採用に苦慮している面接官の方々、今からでも遅くはありません。

 

この機会に、自身の面接における対応の仕方を見直してみてはいかがでしょうか。

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