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■コミュニケーション力を見極めるための質問

あらゆる仕事に求められる重要な資質ですが、見極めが難しいもののひとつですね。

ですが、実は奇をてらった質問は必要ないんです。

 

<質問例1:簡単な自己紹介をお願いします>

すでに実践されているかもしれませんが、一問一答ではわからないプレゼン力や、相手の目を見てハキハキとわかりやすく話せているかどうかなど、コミュニケーション力を測れるポイントが数多く見出せる質問です。

 

<質問例2:周囲とのコミュニケーションを円滑にする上で、最も大事なことは何だと思いますか?>

求職者のポリシーがわかると同時に、コミュニケーションに対する考え方も知ることのできる質問です。

そのポリシーが企業の風土に合うかどうかわかれば、採用を判断する基準になります。

 

<質問例3:先ほど〇〇と回答されましたが、それはなぜですか?>

質問に対する回答を具体的に説明してもらうことで、「回答」と「理由」に整合性があるかどうかチェックしましょう。

どんな質問を投げかける際にも「なぜ?」「具体的には?」という追求は必要ですが、コミュニケーション力という漠然としたスキルを問うからこそ、具体的な理由付けが特に重要になってきます。

 

■職務適正や性格を見極めるための質問

募集する職種の仕事内容や社風との相性を測るのに必要な質問例です。

既存社員と上手くやっていけるかどうかも、ここで判断しましょう。

 

<質問例1:自分の強みは何ですか?その強みは当社の仕事のどういったところに活かせますか?>

ストレートに職務適正があるかどうか判断する上で役立つ質問です。

仕事に必要な能力と強みが一致すれば、パフォーマンスが最大限発揮されやすくなるでしょう。

 

<質問例2:プライベートの友人は、あなたのことをどういう人だと評価していますか?>

職場の人間ではなく、「プライベートの」と念押ししておくことがポイントです。求職者の「素」が見えやすくなるので、性格判断に役立ちます。

質問の意図を悟られないように、「もう少し○○さんについて知りたいので…」という前置きをして、自然な流れの中で質問するといいでしょう。

 

<質問例3:どのような管理方法が、あなたのベストなパフォーマンスを引き出すと思いますか?>

どのようなマネジメントを望むか聞くことで、相手の資質や人柄を知ることができます。

求職者の上司・先輩となる社員のマネジメント手法や性格を踏まえて質問すると、既存社員との相性を判断するのにも役立ちますね。

 

■志望度、成長意欲、向上心を見極めるための質問

向上心の有無を測ることで、入社後の早期成長が望めるか、将来的な活躍が見込めるかを判断できます。

採用する上で重視したいポイントですね。

 

<質問例1:弊社についてどの程度ご存知ですか?>

業界や事業内容に関する話を絡めて会社のことをどれくらい知っているか尋ねることで、志望意欲や向上心を判断できます。

併せて、会社に対するイメージなども尋ねてみるといいでしょう。

 

<質問例2:弊社があなたに提供できて、前の職場が提供できなかったものは何ですか?>

前職の会社と比較することで、求職者が就職先に何を期待しているのか把握するのに役立つ質問です。

就職先で成し遂げたいことがある人には具体的な内容も話してもらいましょう。募集している仕事への熱意を推し量ることができます。

 

<質問例3:仕事に限らず、恒常的に学んでいることはありますか?>

学習の習慣が身についているか判断することで、仕事でも学習意欲を持って働き続けられるか判断できます。

具体的には何を、どれくらいの頻度で、どのような方法で学んでいるのかも聞いておきましょう。

 

■ストレス耐性と対処法を見極めるための質問

どんな仕事でも、ストレスを感じる場面や壁にぶつかる場面があります。

そんなときの対処法を聞くことで、成長が見込める人材かどうか判断できるでしょう。

 

<質問例1:これまでの人生で挫折したことは?そのときどう対処しましたか?>

挫折や失敗への向き合い方でストレス耐性や主体性を見極めることができます。

具体的にどのような挫折を経験し、どう対処したかわかれば、仕事上の能力を把握することも可能になります。

 

<質問例2:前の職場でストレスに感じていたことは何でしたか?>

ストレスを感じる点が人付き合いなのか、仕事量なのか、評価体制なのかを知ることで、希望している働き方を判断することができます。

同時にストレスの解消法についても尋ねておくと、セルフマネジメントができる人材かどうか見極める判断材料にもなります。

 

<質問例3:退職後にブランクがありますが、何をしていましたか?>

学校中退や前職の退職後にブランクがある場合はその理由を尋ね、しっかり説明できるかどうか見てみましょう。

相手にとっては少し答えにくい質問なので、切り返し方で相手の性格や仕事に対する姿勢を把握できます。

ただし、圧迫感を与えないように注意しましょう。

 

■まとめ

ここまで具体的な質問内容をご紹介してきましたが、求職者がリラックスし、素の自分を出せる雰囲気づくりも重要です。

「趣味は〇〇なんですね」など、気軽に話せる話題から話し始めるのが効果的。

「面接は終わりです」といった後に世間話をして、さりげなく採用に関わる質問を混ぜると、相手の本音が聞きやすくなることもあるので、ぜひリラックスできる空気を作ってあげてください。

面接官、求職者双方にとって実のある面接になるよう、質問内容はしっかり決めて臨みましょう。

今回お話しした内容を、今後の面接にお役立ていただければ幸いです。

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