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■防止法1:求人情報を充実させてミスマッチを防ぐ

求人サイト『エン転職』が約4,800名のユーザーにアンケートをとったところ、転職活動の中で面接前に選考を辞退したことがある人は54%という結果が出ました。

 

実に半数以上が選考辞退をしたことがあるわけですね。

続けて辞退を決めるタイミングについても調査してみると、以下のようなことがわかりました。

 

──────────────────────────

「応募後に企業から面接の連絡が来る前」……31%

「面接の連絡が来てから面接日の前日まで」……70%

「面接日の当日」……14%

──────────────────────────

(※複数回答可)

 

いずれのタイミングでも、辞退を決めた理由としてトップに来るのは「面接前に再考し、仕事内容や条件が希望と異なると判断した」というものでした。

 

ほかにも「ネット上でよくない評判や噂を聞いた」という理由も上位に来ている点に注目すると、事前に得た情報を精査して求人の真偽を判断し、自分には合わないと感じた瞬間、辞退を決める傾向があるようです。

 

ネットの噂を規制するのには限界がありますが、求人サイトや自社サイトにおける情報を充実させ、仕事内容や社風をできるだけ詳しく知らせることはドタキャン対策のひとつとして有効でしょう。

 

 

■防止法2:応募受付後の連絡における注意点

求人情報を充実させても、実際に現場に身を置いたり、働いてみたりしなければわからないことも多々あります。

 

そうした点を気にして就職に慎重になる求職者が企業風土を判断する基準になるのが【応募後の連絡】です。

 

ドタキャンの理由に「企業側の対応が悪いと感じた」という理由も多く挙げられていることを考えると、採用担当者が企業を代表する人間として、しっかりした対応を心がけることは重要です。

 

「上から目線の電話対応」や「誤字脱字の多いメール」だけでも、求職者の入社意欲は一気に冷めてしまいます。

 

書類選考通過の連絡から面接日程の打診までの期間は可能な限り短くするのがベスト。

 

優秀な求職者ほど複数の企業で選考が進んでいるケースが多く、早い者勝ちの要素もあるため、選考スピードを競っているような緊張感を持つことが大切です。

 

ただし、早さを意識し過ぎて、多忙な合間を縫って深夜に連絡を入れたり、「明日すぐ面接に来て!」と連絡したりするのは逆効果。

 

深夜の連絡や面接日時の指定は求職者にとって印象が悪く、ブラック企業の疑いをかけられることもあるので注意が必要です。

 

 

■防止法3:複数企業にエントリーしている求職者の心を掴む

当然のことですが、求職者は複数の企業にエントリーしています。

 

求人サイトでも「内定をもらう求職者の平均エントリー社数は〇〇社」と促している昨今、まずは希望する職種に一括エントリーすることも珍しくありません。

 

その中で面接日を忘れてしまったり、印象の薄い企業については面接を受ける意欲そのものが失われてしまったりすることもあるのです。

 

複数企業から選ばれるためには、面接日前日の電話やリマインドメールが効果的です。

 

面接日を忘れてしまうという事態を避けつつ、「この会社は自分のことを気にかけてくれている」という印象を持ち、面接へのモチベーションを上げることができます。

 

ドタキャンやすっぽかしの大きな原因として挙げられるものに、「自分が面接に行かなくても会社は困らないだろう」という求職者の意識があります。

 

実際は面接日の調整や社内の情報共有に多大な労力を割いているわけですが、求職者はそういったことに無頓着です。

 

企業側は、「きちんと準備をして待っています」という姿勢を示すしかありません。

 

わずかな時間の電話、短文のメールでもドタキャン、すっぽかしの数は目に見えて減少します。

 

 

■防止法4:それでも避けられない「ドタキャン」への向き合い方

「自社サイトも使って求人情報を充実させた」「丁寧な対応を心がけた」「リマインドメールも送った」…様々な対策を講じても、実に9割以上の企業が面接前のキャンセルを経験している現在、ドタキャンを完全になくすことは非常に難しいというのが実情です。

 

「ドタキャンした理由は特にない」「必要書類の用意が面倒だった」「辞退理由の伝え方がわからなかった」という入社意欲や社会人としてのマナーを疑わざるを得ない理由も、調査報告ではあがってきています。

 

人事担当者としては悩ましいことですが、ドタキャンされた際の心構えも、ストレスを溜めずに採用活動を続けるためには必要なことです。

 

「前日の確認メールに反応がない」「前日の電話連絡で、応募者の歯切れが悪かった」など、辞退の可能性を示唆するサインが見えることもあります。

 

このタイミングで辞退を打ち明けられれば、ドタキャンされるまでに費やした時間のロスを減らすことは可能です。

 

仮に面接をすっぽかされても、「すっぽかしをする非常識な人が入社しないでよかった」と発想を転換することも必要になってくるでしょう。

 

 

■まとめ

以上のように、ドタキャン対策とそれに対する心構えの例を挙げてきましたが、常に意識すべきなのは「採用する側の企業も、採用される側である応募者に選ばれているという自覚」です。

 

求人サイトを通じていつでもどこでも気軽に選考へのエントリーできる今、優秀な人材を振り向かせるためには相応の企業努力が求められています。

 

選考におけるスピード感と誠実さを念頭に置き、印象だけで面接をすっぽかされてしまうような体制を改め、「ぜひこの会社に入社したい」と思われる企業であり続けられるよう努めていきましょう!

 

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